公開メモ DXM 1977 ヒストリエ

切り取りダイジェストは再掲。新記事はたまに再開。裏表紙書きは過去記事の余白リサイクル。

公共の利益

2010-03-22 09:31:28 | 日記
「リーダー的存在であるためには、公共の利益が自らの利益を決定するといえなければならない。この確信だけが、リーダーとしての唯一の正統性の根拠である。」 ====== 公共の利益が明らかであるほどメッセージは明確な写像をのこす。 しかし公共の利益の旗印が明確であるほどに、それは虚偽を含む。 何故なら公共の利益は現実利害では無く、普遍利害であるから。その様な意味で、日本に大きな影響を与えたメッセージ、 . . . 本文を読む
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ひらめきの世界

2010-03-20 09:02:09 | 日記
「オーナー起業家に天才的なひらめきがあるというのは神話にすぎない。」 ====== ひらめきの世界に限れば、天才でなくても 宇宙は無数にある 起業家には2種類ある。 宇宙を持っている起業家と宇宙を支配している起業家 どちらも持っている起業家は天才と言われるが、はじめからどちらも持っていたわけではない。 . . . 本文を読む
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What gets measured gets managed. - Peter Drucker

2010-03-19 23:28:21 | 日記
What gets measured gets managed. - Peter Drucker ====== 完全なマネージメントはゲームの世界にしかない。ゲームの中では総ての関係が数量化されている。完全に人工的な世界。ここにマネージメントの理想がある。 しかしそれは現実ではない。 人間が接する現実の関係は予測とそこからの差異で出来ている。 一定の線形性があれば、予測可能である。その差異をフ . . . 本文を読む
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落語が一番参考になる

2010-03-18 09:49:31 | 日記
「知力、想像力、知識と、成果をあげることとの間には、ほとんど関係がない。頭のよさが成果に結びつくのは体系的な作業を通じてのみである。」 ====== 受験勉強は体系的な作業だが、体系に破綻や飛躍が無い事を前提とする。どんな資格試験も飛躍が無い事を専門性の必要条件と想定していることから当然の帰結だ。 人と出会うことに体系など存在しない。ましてや会社の上司等は偶然の初期条件に過ぎない。「普通は」等 . . . 本文を読む
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外出

2010-03-17 15:21:43 | 日記
「ベンチャーのマネジメントは外へ出て行かなければならない。市場に出かけ、顧客やセールスマンと時間を過ごし、見たり、聞いたりしなければならない。」 ====== はい。今日もでかけてきました。 啓蒙 教育 落語 商売 の順にお話ししました。 . . . 本文を読む
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ニッチ戦略

2010-03-16 23:04:39 | 日記
「あらゆるニッチ戦略に共通する弱点が永続性の欠如である」 ====== 機関銃のようなニッチ 小林製薬 . . . 本文を読む
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イノベーションの真贋

2010-03-16 08:39:57 | 日記
「イノベーションの真贋は、価値を創造しているかによって判定される。イノベーションとは、顧客にとっての価値の創造である。新奇さは面白いだけである。」 ====== 初期のイノベーションは可能性にすぎない。顧客に喜ばれる価値がわかりきっていれば真贋の判断は悩むまでもない。ただ新規性があるだけではイノベーションの資格はない。ただの可能性にすぎない段階で、どのように投資を呼び込むのか、真贋判定がマーケッ . . . 本文を読む
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知りながら害をなすな

2010-03-14 23:51:20 | 日記
「プロにとっての最大の責任は、二五〇〇年前のギリシャの名医、ヒポクラテスの誓いの中にはっきり示されている。「知りながら害をなすな」である。」 ====== 「知りながら害をなすな」 事実は、事なかれで済ましてはいないだろうか。 どうしたら「知りながら害をなすな」を確実化できるか。 この事だけでも学問が成立する。 確実にこれが達成できれば、少しは良い社会になるだろう。 組織も同じく、良い組織にな . . . 本文を読む
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知識の創造

2010-03-13 21:15:56 | 日記
知識労働者には二つのものが不可欠である。その一つが、知識労働者としての知識を身につけるための学校教育である。もう一つが、その知識労働者としての知識を最新に保つための継続教育である。 ====== 専門家とは専門知識を内蔵する事では成立しない職業である。対象化された知識は既に専門家の所有ではなくなる。 知識を創造するところに知識労働者の貢献がある。 教育の必要性は知識の維持ではなく、創造にある。 . . . 本文を読む
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メディアの初期化

2010-03-13 12:30:13 | 日記
「意思決定において、問題の明確化ほど誰も気にしないが重要なことはない。正しい問題提起への間違った答えは修正がきく。しかし、間違った問題提起への正しい答えほど修正の難しいものはない。問題がどこにあるかもわからない。」 ====== 鯨、トランス、ホリエモンの差し押さえ 所与の問題は自明であるかのようなメディアの初期化された状態から抜け出せなければ、日本の将来は暗いままだろう。 1、企業は営利目的 . . . 本文を読む
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思いもしなかった顧客

2010-03-12 08:07:00 | 日記
「ベンチャーが成功するのは、多くの場合、思いもしなかった市場において、思いもしなかった顧客が、思いもしなかった目的のために買ってくれることによる。」 ====== そうなんだよね。 お客さまに感謝です。 . . . 本文を読む
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独自の技術

2010-03-12 07:55:23 | 日記
「技術が産業を超えたために、もはやいかなる産業、企業にも、独自の技術というものがありえなくなった。そして、産業が必要とする知識が、なじみのない異質の技術から生まれるようになった。こうして伝統ある企業研究所が陳腐化した。」 ======= ノウハウを通じて技術の囲い込みをする事が可能なのは、市場が小さいか発展途上の段階 最終的に会社から持ち出すことの出来ないものがあったかどうか棚おろししておく事 . . . 本文を読む
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起業家精神によって結びついた組織

2010-03-11 08:35:16 | 日記
「今日、再び起業家精神を強調すべき時代に入った。ただし、それは一世紀前のような一人の人間が起業し、マネジメントし、支配する起業家精神とは異なる。それは新事業のために組織を使い、方向づける能力である。」 ====== 起業家精神によって結びついた組織、コミュニティーが脆弱で狭小。日本がいつまでもシリコンバレーに追いつかないのはここだね。 . . . 本文を読む
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石臼に向かいながらも丘の上を

2010-03-10 09:41:31 | 日記
「喜びは成果の中になければならない。石臼に向かいながらも丘の上を見なければならない。」 ====== 石臼をひきながら丘の上を見るか、千里の道も一歩から。挫けそうになるくらい前に進まない時には思い出そう。 . . . 本文を読む
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弱みに目がいく者

2010-03-10 09:35:39 | 日記
「人の強みよりも弱みに目がいく者をマネジメントの地位につけてはならない。人のできることに目の向かない者は組織の精神を損なう。」 ======  大きな会社で育った万年部長補佐タイプはこういうスタイルの人使いが多いですね。ラインから外れていても会議には呼ばれていたりするから余計に空気がどんより。 今日のハマコーさんの言葉 「 決して自分を責める必要はない。その時が来れば勝手に他人は責めてくる。」 . . . 本文を読む
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