ぬる鑑

                     ぢゃ、ぬる鑑で。

社会主義って楽チン

2007-05-13 16:53:57 | 不動産鑑定
本日の天気はのち

よく日本は「最も成功した社会主義国家」だと言われている。

官僚、ドル、土地、軍事、すべて「信託」し、自主性や判断力などは全くといっていいほど必要としない社会である。

「官僚のやることはいい加減だ」
「アメリカの言いなりじゃないか」

などと言っていればいいだけで、あとは日々生活に追われる毎日を送る。

一方、「自由経済社会」というものは、何でもかんでも、自分ですべてのことを決めて行動しなければならない。

そうなると当然のことながら、イチイチの物事について「判断」を要求されることから、「なあなあ」や「うやむや」は許されず、「本当のこと」、「本質的なこと」を積極的に発言し、そして論議していかなければならない。

で、自分のカネは自分自身で「リスク」を背負って値打ちを保ち、どっかの国があーだこーだと言ってきたら「内政干渉するんじゃねー」とキッパリ言ってやる。

自分はどっちが好みかと言われたら、正直なところ、居心地のよさからいうと前者と答えると思う。ただ単に今この瞬間が楽そうだからだ。

しかし、その結果どうだったのか。

低金利で持っていかれた我々の貸付財産(利子)は果たして有効に使われたのか?

ダブついたカネは一体どこにいってしまったのか?

激しい国内矛盾を抱えて、これを強圧政治で統治しているなんでもかんでもパクる国がどうのこうのと言ってる場合ではないのではないか?

このままでは国内外からの「見えざる敵」に自分たちが潰されてしまうであろう。

今一度、考えてみたい。
そしてこの不可思議なサバイバルゲームを生き残るための決断をしなければならない。

来るべきインフレの世の中になる前に。
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