今月は、釣りをお休みしようかと考えておりましたが、我が家の奥様のすすめもあり、気分転換に吉田筏に行ってきました。
ウスイ釣具店で、サナギ大袋と天津1パックを買い、2時30分すぎに吉田筏に到着しました。
事前に電話で毛虫のコトを聞いたら、今日はおっちゃんがいないので詳しい事は分かりませんが、息子さん曰く「玄関にキンチョ-ルが山積みしてあったので処置したと思います」との事でした。(おっちゃんは食中毒で体調を崩されているみたいです:お大事になさって下さい)
島の前の筏に降ろしてもらい、さっそく広角用穂先を装着した夢幻海大チヌでサナギを落とし込みました。
アタリらしいアタリは無いのですが、サナギがボロボロになりますので、アジかチャリコが落ちるまでにかじっているみたいです。
一度、着底後に上へ誘うと、引っ張られたのでアワセルとチャリコが釣れましたので、犯人はコイツみたいです。
オモリを2Bから5Bに変え、サナギの落とし込みを少し続けてみましたが、どうにもアタリがわかりません。
天津に変えた一投目に、着底後すぐ穂先がモゾモゾしてから少し入りましたが、アワセても掛りませんでした。
おそらく、これもチャリコだと思います。
到着して30分くらい続けましたが、サナギや天津ともにアタリがなく、スピニングリールのテストをする事にしました。
約1時間、、格闘(笑)しましたが、糸ヨレ・縺れ・ガイドのひっ掛りが多発し、ひたすら糸のもつれを直す時間ばかりが過ぎ、思ったような使い方はできませんでした。
PEラインにすれば解決できそうですが、そこまでスピニングリールにこだわる必要もなく、スピニング作戦は早々お蔵入りです。
写真:ホワイト額割君(竿)+海老キック(穂先)+スコーピオン(リール)2.5号ラインが只今マイブームです
写真:第一精工さんのバケツ竿受けの上部にルアー用のフックカバーをボンドで接着しリール置きにしました
5時頃、サナギを上撒きしながら落とし込みを再開しました。
他の渡船屋さんのお客さんも帰り始め、この時点でアキラメモードが顔を出してきました。
「あぁ~、、今日は糸のもつれを直しに来ただけやったぁ~~」。。(-、-)
竿をホワイト額割君+海老キック穂先に交換し、1分くらい毎にサナギを3~5粒づつ上撒きしながら続けていたら、5時30分に穂先に違和感を感じました。
アタリがある訳ではないのですが、言葉では表現し難い、筏の揺れのタイミングと穂先の揺れが微妙にズレテいるような違和感です。
「居喰い???」
ほんの少し穂先が、極少コツとなったので合わせてみたら、小チヌですがちゃんと口に掛っていました。
この小チヌには、シビレルような何ともご機嫌なアタリを見せてもらい、感謝です。
サナギを10粒強上撒きしてからチヌの針を外し、スカリの準備をしました。
それから続けてサナギの2投目に、穂先がかすかに動く程度の極少モソモソアタリがあり、タイミングを計ってアワセルと今度も口に掛っていました。
28センチの小チヌの割には、活発に引いてくれました。
これも、本来なら見過ごすようなアタリでしたが、風がなく海面も穏やかだったので、見抜くことができました。
この小チヌも、ご機嫌なアタリでアワセさせてもらえたので、感謝感激アメアラレでした。
その後、サナギ・天津ともアタリはなく、6時30分納竿となりました。
本日、奥の筏で釣りをされていた方と駐車場で話をしたのですが、「サナギや丸貝が何回か無くなっていたのですが、アタリがなく渋かったですわ」との事でした。
小さなアタリをアワセて釣った自分を自慢するようなコッパズカシイ文章になってしまいましたが、それくらい自分にとってはシビレルようなヤリトリだったのです。
この繊細なヤリトリこそが、潮流もなく水深もソコソコの吉田筏の面白いトコと私なりに思っています。(あぁ~、、また牡蠣チヌをやりたくなってきました)
「ダンゴも打たずチヌの活性が低い時は、あんなアタリが出て、でもアワセルとちゃんと口に掛るんやなぁ~」と、今日はいい勉強にもなりました。
本日の釣果=2匹 (~28㎝:暗くて携帯では撮影不可)
2008年 釣行39回 31匹 最長56.5cm 年無し6匹
2007年 釣行18回 68匹 最長42cm
通 算 釣行57回 99匹 最長56.5cm 年無し6匹