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チヌかかり釣りとSR400 『櫻井漁のブログ』

松浦やすしさんへ(09 白石湖をふりかえって)

2009-04-01 11:32:33 | インポート

常々、自身でつかんだコトは公表してきましたが、他の方から教えていただいたコトに関しては公表を控えさせていただく内容もありますので、歯切れの悪い感じになる部分につきましてはご了承下さい。

今年、白石湖に初挑戦しました。

1~2月の白石湖の海底は他の場所と違い、、ちょっと特殊な感じみたいです。

事前に過去の白石湖の釣果表を拝見しましたところ「完全フカセ」という、ちょっと耳慣れない言葉があります。

通常、フカセ釣りにはオモリをつけませんが、その上に「完全」とついております。

おそらく、最初に始めはった方が「絶対オモリを付けたらアカンでぇ~、、絶対の絶対やでぇ~」みたいなノリだったと、予想されます。

オモリをつけないと、「サシ餌が海中を沈下する時間が長い」「着底後フワフワしやすい」というコトになります。

このような理由で、、丸@仙さんから教えていただいた「誘い釣り」が有効というコトに、自分の中では結論付けました。

最新の考え方では「オモリをつけない=食わせ抵抗を減らす」と捉える場合が多いのですが、白石湖におきましては、「オモリをつけない=沈みにくい」と素直に捉えた方が賢明のようです。

私の場合はサシ餌をコントロールしやすくする為、ジンタンの3番程度のオモリをつけます。(教えてもらったコトの受け売りですが・・・)

主な誘い方は、底で餌トントンの状態~上に50cmの間で、主に上下の誘いを繰り返します。

こうすることで、完全フカセの他力本願的なサシ餌の動きから、掌握した動きに変えるコトができますので、釣りが楽しくなります。

誘いのスピードに関しましては、極限の遅さを追及した方が、なんとなく達人っぽいムードで良さ気な感じでした。

私の経験上、底付近はボラが活発に動いていますので、底から15cm~40cmの範囲が、もっとも有効な感じでした。

4匹は誘い上げている途中(30cm付近で)ツンツン、、アタリがあり、いったん止めた後のツンでアワセテ掛けました。(オキアミ)

1匹は、サナギの餌トントンで、15秒くらいの間隔でサナギを上に5cm程度上げて落とすを繰り返して釣りました。

その時の上げるスピードは、20cm/秒程度のゆっくりしたスピードです。

ずいぶん単調な誘い方ですが、白石湖で私がやっていた釣り方です。

3月になると海底の状況も随分変わり、普通の釣り方の方がよく釣れます。(笑)

実は、、「我が釣法に死角なし!白石湖無敵の誘い釣りガッハッハ~」の正体はこんなモンだったのでした。(汗)