GO!GO!鉄腕筏虫。。。釣りとバイクのブログ

チヌかかり釣りとSR400 『櫻井漁のブログ』

自作竿でPEラインをイテコマス、、その3

2012-10-07 22:43:13 | どうでもいい話

釣りトモ氏のブログでも実釣記事が出ていましたが、、前章で頭に浮かんだ『アレ』とはソリッドです。

当然のコトですが、筆者のような一般庶民はブランクス選びの選択肢には、かなりの制約があります。

その点ソリッドは欠点もありますが、削るコトでテーパーの設計を容易に行えます。

本来のソリッド竿は、リールシートから先の部分を1本のソリッドで作ります。

筏竿を考えた場合、持ち運びや穂先の交換を考えますと、従来の元竿と穂先という2分割の設計が現実的です。

また、良型チヌの取り込みに必要な腰の強さを考えてみても、1本のソリッドに固執する理由は益々薄れてきます。

元竿のリールシートに近い部分と穂先の刺さる部分を、従来のチューブラー構造にして、中間部分をソリッド構造にするコトにしました。

他の穂先との互換性を考えなくても良いようでしたら、穂先側に凹側を持ってきても良いのですが、強度があって安価なパイプを探す必要があります。

今回の竿で試みた元竿先端部分のチューブラーは、綺麗な弧を犠牲にするコトになりますが、穂先の差し替えを考慮した手法です。

PEラインは伸びませんので、船竿のような胴調子で大きなストロークで曲がる竿の方が相性が良いと思っています。

理由は先調子の竿ですと、魚が掛かった時にギクシャクジタバタしてしまい、針外れの原因になると容易に想像できるからです。

ココまでくれば、あとは好みの調子に削って第一段階は終了です。

、、つづく。


自作竿でPEラインをイテコマス、、その2

2012-10-07 14:06:21 | どうでもいい話

さて、材料選びです。

チューブラーを見ていますと、13とか14とか15とか数字が書かれています。

この数字は、チューブラーの太さにユエンしています。

ストレートど真ん中的な見方ですと、数字が大きい方が『強くて硬めの竿じゃん!』という、、ウナルような剛速球でキャッチャーは、、『お手手イタ~イ(泣)』という、そのまんまな見方になります。

『内野ゴロ、、ゲッツー!イェ~~イ!!』を狙う、内角低めギリギリのストライク的に見ますと、1ミリ刻みでテーパーがキツクなっているという見方もできます。

材料を選ぶ前に、頭の中を整理するコトにしました。

同じ製法・素材・厚さであれば、、一般にテーパーがキツイ方が、よく弾く。(曲がった後に戻る力が強く、、硬く感じる)

テーパーがユルイ方が、緩やかに戻る。(張りが弱い分、柔らかく感じる)

独り言ですが、、

『先に穂先径アリキ!』で、、

『柔らかめの竿を作りたいから低い番手のチューブラー』で、、

それだけの理由で、材料の選択や作業を進めるというお話をトキドキお聞きします。

あくまで感覚のお話ですので、人それぞれ感じ方は違いますが、14~15番のグラスを用いて、多少(←感覚)柔らかくて、多少腰のある調子を出したり、、等々

自分にあった独特の調子の竿を作ることができます。

・・・・、、独り言終わり。

ってコトで、番手の低いチューブラーを手に取り、腕でコネコネ曲げてみました。

テーパーだけを見た感じでは、カーボンの方が良さ気なのですが、材質が硬くて強く弾いてしまいます。

13mmのグラスチューブラーを手に取りコネコネしてみますと、先端部分でしたら張りも弱くてPE用に使えそうです。

ってコトで、保険という意味でキープするコトにしました。

ただ、、『も~少し手元の方まで曲がってほしいなぁ~』っていう感じです。

筆者としましては、イマイチすっきりせずに、釣具店を後にしました。

帰路の車中で中学生の頃を思い出しながら、、『やっぱ、、アレしか無いなぁ~~』なんて考えておりました。

、、、つづく。


自作竿でPEラインをイテコマス、、その1

2012-10-07 13:04:01 | どうでもいい話

別に、何方へ・・・、、という訳でもございませんが、、

あっちの方にお住いの一部の読者様に向かって、、2ヶ月前をふり返りながら、ちょこっと語らせていただきます。

突然釣りトモさんがPEラインに凝りだすという、やっかいな領域に足を踏み入れちゃいました。

今さらですが、PEラインは『伸びない』『腰が無い』『摩擦に弱い』という代物です。

当初は、メーカーの竿で『問題ないですよ~』なんて言いながら楽しんでおられましたが、筆者としては気になって仕方ありません。

その市販の竿は、柔らかくて船竿のような胴調子の竿ですので、PEラインの『伸びない』には、十二分に適応しています。

ただ、『腰が無い』『摩擦に弱い』という部分では、穂先のガイドピッチとガイドの材質がPE向きにはできておりません。

おもしろそ~じゃん!ってコトで、竿を作ってみよ~かな、、なんて、お節介な気持ちが湧いてきました。

もちろん、穂先だけを作るなどという、、ケチなコトは考えておりません。

さて、釣具店で普通に売っている材料を使って、メーカー竿と同等または超える調子をだせるか?

ってコトで、、、つづく。