GO!GO!鉄腕筏虫。。。釣りとバイクのブログ

チヌかかり釣りとSR400 『櫻井漁のブログ』

白石湖 はしもと渡船さん その3

2014-01-22 22:52:28 | 釣果・筏

今年最初の1匹目はサナギで・・・。

突然出会い頭で出くわした1枚でも有り難いのですが、狙って出くわせれば最高です。

風で動く筏にのりながら、頭の中を整理してみました。

大きく分けてダンゴを打つコトで出来るポイントは3か所。

風向きで筏が押されてできるポイントが前と後ろに1か所ずつの2か所。

前後に筏が動く間の細長い道のようなポイント?が1か所。

一昨年までは、この3つをまとめて1本の道と考えていました。

1匹釣りたいという希望からサナギで釣りたいという希望に変わったコトで、具体的な手段を考えていくうちに、ポイントを3つに割った方が考えやすそうです。

サナギのステージ作りは簡単で、粒サナギを1~2個ダンゴに入れるだけです。

ただ筏の移動を考えずにコレを行い続けますと、滞在時間の長い最前列?と最後列?にサナギが溜まりやすくなります。

チヌが来た時に、丁半博打のような1/2の賭けになるリスクを想像しました。

午前中は風が吹いて筏が押され切った場所では、粒サナギを入れずに少量のミンチだけにして、筏が動いていそうな時は2~3粒のサナギを入れた大きめのダンゴにしました。

筆者のダンゴの大きさの基本はピン球より少し大きいくらいですから、大きめといっても他の方に比べたら小さなダンゴです。

これを淡々と続けていくコトで、真ん中の細長い道がサナギの道になるはずです。

2時くらいから釣れる時は釣れる(釣れない時は全然釣れないが自業自得)と思っていましたので、2時くらいに軽く握ってダンゴを自爆させて粒サナギが落ちる後を、オモリ付のサナギが追いかける落とし込みで粘ってみました。

何かがサナギをさわりますが、すぐに離してしまいます。

サナギがボロボロになるのでフグみたいですが、ワンアクションで離すので「フグ

かぁ?」全く釈然としません。

ここで手段を変えるという選択肢もありますが、この大雑把な感じの釣り方で掛けたい気持ちもあり、も~ちょっとで食いそうなので、なんとか食わせられないかを考えました。

サシ餌が着底後しばらくして触ってきていましたので、触る前にダンゴを落とすコトにしました。

「驚いて逃げたら逃げたで、、まぁ、、ええか」(この時点では魚種が解らず)

さっきから下に居る魚の本能に挑戦すべく、サシ餌が着底してからダンゴを投入してみました。

「えっ、、ウソっ!?」

穂先がズボッと入り40cm弱のチヌでした。

針がカンヌキに掛かっていましたので、狙い通りダンゴに驚いて(または次の餌も食べようと慌てて)サナギを咥えて走ったみたいですが、、あまりのバカバカしさにタモの中のチヌを見て思わず、、「アホか・・・」と言ってしまいました。

マジな実話です、、念のために。

つづく


白石湖 はしもと渡船さん その2

2014-01-22 18:54:32 | 釣果・筏

ご存じのように白石湖の筏は風でよく動きます。

 

やっかいなコトにココの風は回りますので、時間によっては前から吹いたと思うと真逆の後ろから吹いたりします。

 

筏は前か後ろのどちらかに、ほぼMAXに振れた感じで止まります。

 

筆者のイメージでは、風向きにより前後に二つのポイントができます。

 

時々物凄く強い風が吹きます。

 

この時は平常以上(イメージでいいますとMAXを振り切った状態)に、筏が移動しますので、時間帯にもよりますが筆者は基本的にダンゴは打ちません。

 

ただ、夕方の釣れそうな時間帯に強風に出くわしてしまった場合は別です。

 

出船前の雑談の中で、船頭さんは「風の強い日に良く釣れるような気がします。気がするだけで・・・。笑」と仰っていました。

 

強風の場合は長時間、筏が同じ場所にありがちですので筋が通ります。

 

強風で上潮が動いてゴミなどが流れて・・・・という状況も時々聞きます。

 

ただ、筆者自身でコントロールできないコトを突き詰めたトコロで、どんどん妄想にふけてしまいますので考えないようにしています。

 

一般的に好釣果のセオリーとして、「リズムよく(テンポよく)ダンゴを打つ」という言葉を、よくお聞きします。

 

時々ダンゴワークという言葉を聞きますが、ダンゴワークを解りやすく伝えるために「リズムよく・・・」となる訳です。

 

本項は筏の移動を、その日の釣りの味方につける方法を考慮しながら書いていますので、ダンゴの割れるタイミング・割れ方など、そっちのワーク(とても重要ですが筆者の苦手項目)には触れないでおきます。

 

相手が魚ですので、その日の気分を尋ねられませえんが、それぞれが経験に基づいたリズムでチヌの食い気を誘発するのは、かかり釣りの見せ場であり醍醐味です。

 

筆者も始めた頃に勘違いしていたのですが、リズム良くとは極力同じ間隔でダンゴを投入するでというコトではありません。

 

海中のチヌを想像しながらチヌの食欲を刺激するリズムに近づけていくイメージを持った方が釣果に結びつきやすくなります。

 

直接チヌに聞けない以上、これには正解はありませんが、各自釣り人の個性があって、釣果にもはっきり差が出ます。

 

チヌだけを相手にするだけでも、とても不可解でリズムを掴むのが大変なのですが、風による筏の移動も加味しながらリズムをアワセテいくのは、頭の中がこんがらがって中々楽しい問題です。

 

どんどん話がそれてしまいましたが、話がそれたまま、、、つづく


白石湖 はしもと渡船さん その1

2014-01-22 10:01:43 | 釣果・筏

3週間ぶりに休みがとれましたので、1月21日に白石湖へ行ってきました。

 

途中「えさきち大内山店」さんで、オキアミLL・粒サナギ・激荒1枚・ボケ10・カメジャコ10・本虫10と安い方のブルーステージを購入して行きました。

 

余興のつもりで買ってみたカメジャコ10と本虫は、、やっぱ要りませんでした。

 

代わりにボケをあと10匹買っとけば良かったと・・・。

 

筆者の餌BOXを開けてみたら、前回買ったブルーステージが半分くらいありましたので、途中で買ったダンゴは重たいので車に置いておきました。

 

船頭さんから「白石湖での釣りの心得(妄想編)」を聞き、笑いまくりました。

 

それぞれの渡船屋さんには、お客さんが積み上げてきたそれぞれの歴史があります。

 

とくに白石湖のように水深が浅いトコロは要素が少なくなりますので、筆者の頭でも理解できる程に、チヌへのアプローチ方法には明確に違い現れます。

 

要素が少ない分だけ、どうしても釣り人の妄想が占有する割合が大きくなってしまい、「巨チヌの聖地白石湖」がどんどんベールに包まれてきた歴史がありました。

 

船頭さんのお話は確信をついていて大変勉強になりましたが、話の展開が面白くて、笑いまくって頭がスッキリしてからイヨイヨ出船です。

 

集魚剤は、前日買ったトーナメント大チヌを半分使いました。

 

まだまだベールにつつまれていた頃に白石湖に通っていた時は、「集魚剤は何を使っているの?」とよく聞かれましたが、最近は名人が細かく解説して公開していますので、あれこれ聞かれる事もなくなりました。

 

筆者が1日に使うダンゴは、渡船屋さんの桶に7分目くらいです。

 

集魚力の持続が乏しく固形物の少ないダンゴを大量に撒くか、その逆で勝負するか、はたまた中間をとるかは、それぞれの経験に基づいたセンスですので釣り人の個性の範疇です。

 

朝一に2~3回だけオモリを着けて投げ釣りをしてみたら、ダンゴの準備です。

 

風で筏が前後に大きく動きますので、筆者のように広角が苦手な方は、「筏の動きに助けられて、直下に落としながら広範囲に探る??」方が、手返しも良くて釣果に結びつきやすいように思います。(ただしキビレも狙う方はダンゴ煙幕の外にチョイ投げした方が釣れやすい)

 

何故?このようなコトをクドクド書き出しているかというと、終了後にもう一人おられたお客さんに「ダンゴの量?」「集魚剤?」「落とし込み?オモリは何号?」「遠投orダンゴ釣り?」等々、、尋ねられましたが疲れ果てていて上手にお答えできませんでしたので、聞かれた内容を整理しながら書いています。

 

当日はエサ取りも少なくて落とし込みが楽ちんでした。

 

筆者は水深が10メートル未満の場合、オモリは1.3~1.8gのタングステンオモリをだいたい使用します。

 

ラインが2号以下の場合は1.3~1.8g、3号の場合は1.8~2.3gのタングステン中通しオモリを多用しますが、エサ取りが多いとドンドン重くなります。

 

海中に沈むサシエサのスピードをオモリの重さで調整しているのですが、これは反射食いまではいかなくても食欲のスイッチを刺激するのが狙いです。

 

別打ちで、ピン球くらいの小ダンゴにサナギを1~2粒とミンチを入れて時々落としていきます。

 

今年最初の1匹目をサナギで釣りたかったので、サナギのステージ作りをイソイソとやっていました。

 

午前中は穂先が全く動かず、、「1月2日に続けて、、またボ~ズですかねぇ~」と覚悟をしておりました。

 

・・・・。

 

嫁さんと映画に行く時間がせまってきてドアをノックされたので、、、つづく。