先週に続き、友人と白石湖で待ち合わせをしての釣りです。
先週は同じ筏で共倒れしてしまいましたので、今回は別々に分かれてスタートです。
昨日は久々の7号カセにのせていただきました。
数年前にのせていただいた時は、ウグイ地獄にハマッテしまい難儀した記憶があります。
筆者の十八番はサナギの落とし込みなのですが、ウグイが沢山居る場所では全く歯がたちません。
いつもと同じようにサナギを主体に釣り進めていくと、ウグイが集まってきました。
ある程度覚悟していましたが、8匹釣った時点でオキアミ主体に変更です。
ただ、手持ちのダンゴが先週使って残った分だけでしたので、量的にちょっと心配です。
渡船屋さん備え付けの桶に半分くらいの量で1日やらなければなりません。
とりあえず水分を多めにした、セコセコ小ダンゴ作戦でやってみるコトにしました。
30~40cmくらい小ボラの活性は高く、時々手の平くらいの小キビレや小ヘダイは釣れますが、どれもこれもミニチュアサイズです。
釣り開始から9時間が経ち、ウグイも大人しくなってきたので、夕方の激アツ地合いを迎える為に再度サナギのポイントを作るコトにしました。
本日2袋目のサナギを開けました。
このサナギは昨年の秋に買った冷凍サナギですが、買ってから車の中に1週間くらい忘れていたのを再度凍らせた代物です。
開封すると、いつもと違う何とも言えない臭いがしてきました。
それを触って針に付ける勇気が湧いてこず、そのまま1袋丸々を海中に撒きました。
気を取り直して、前日買ったサナギを空けて地合いに備えます。
激熱タイムを迎える17時少し前くらいから、潮が右から左に動き始めてきました。
「ありゃりゃ、、こりゃサナギではヤバイんとちゃいますか・・・」、、嫌な感じがしてきました。
カメジャコが3匹残っていましたので、カメジャコを落とし込んでみました。
しばらく待ちましたが、アタリがありません。
カメジャコを針から外し、カモメにプレゼントしてたりしていると、5分が経過しています。
納竿まで残り15分です。
一応、オキアミのW掛けも落とし込んでみましたが、、ん~~~無反応です。
オキアミを落とし込んでいた時から、だんだん潮の流れが弱まってきました。
納竿まで残り10分。
いよいよ伝家の宝刀サナギの出番です。
サナギが着底後に、ツンツンツンと3回くらいジャミアタリのようなアタリです。
先週、白石湖の常連師匠(白石さんに改名してもいいんじゃないかと思うくらい白石湖に精通している)から電話でご教授いただいていました事を参考に、筆者なりに解釈して5秒ほど待ってから穂先をそっと上げてみました。
「居る居る・・・・」
ドキドキしながらの鬼アワセ一発が決まり、やっと本日1枚目です。
時間がありません。
すぐにサナギを投下しましたが、今度は着底後にアタリがありません。
時間が無いのですぐに回収してみましたら、落下中に針先がサナギから出てしまったみたいです。(5号針使用で柔らか目のサナギが多かった)
別のサナギに付け替えて投下しました。
着底後10秒ほどで、またジャミアタリがきました。
時間が無いので、待たずに雑な即アワセをして2枚目ゲットです。
すぐにサナギを投下しましたが、アタリが無いのですぐに回収してみると、またまた針先が出ていました。
迎えの船が近づいてきます。
おそらくこれが最後の一投です。
着底後すぐにアタリです。
時間が無いので「ツンツンツン」の最初の「ツ」でアワセてみたら針に掛かってくれました。
取り込みを終え、もう一投してみましたが着底後すぐにはアタリが来ず、船が近くにきましたのでアドレナリン全開での納竿となりました。
先週頂いた常連さんからのアドバイスがなければ1枚止まりでしたが、今回はご教授いただいたお陰で3枚釣れました。
実は先週釣行の際にも納竿前に似たようなアタリがありました。
しかし本日1枚目を釣った手順と同じ手順を踏んでからアワセたら、一度掛かりましたがスッポ抜けてしましました。
先週使用した針は4号のオーソドックスな形状の物でしたが、今回は5号で「貝用」の針先が比較的外を向いている物にしてみました。
先週の反省で針を変えてみたのですが、今回は雑な即アワセでも針に助けられたようです。
帰る途中(パソコンに打ったら「蛙とチュウ」に変換されて、、笑)、常連師匠の白石さんから電話をいただきました。
「いや~、、流石ですね~」
「な~にをおっしゃいます、、そんなコトございませんわ」
と、どっかのオバサマのヤリトリみたいな挨拶をすませた後、今日の状況と先週ご教授いただきました事の御礼をお伝えいたしました。
今回は、タマタマ上手くいきましたが、何ともハラハラドキドキワクワクな釣行になりました。
釣果=実寸46cm頭に3枚でした