若女将の修行日記

『写真館の若女将・成長記録』のはずが、いつのまにか『若女将のおとぼけな記録』になっていました。

くしゃみとの付き合い

2015-04-23 17:00:00 | 日々雑多

耳が少し調子悪かったので、耳鼻科のお医者様に行きました。

「くしゃみを一日に5回以上しますか?」と尋ねられ、「そりゃー、しますよ!」と応えたら、鼻炎による影響で耳に支障が出ているのでしょう、ということになり鼻炎の治療をしていただきました(実際、耳の症状は治まりました)。

 

釈然としないまま帰宅後二代目に、「くしゃみを一日に5回以上なんて、誰でもするよね?」と尋ねてみたところが、答えはNo。吃驚した私は、他の友人たちにも尋ねてみましたが、結構多くの友人がNo。驚きました。だって、クシャミが10回以下の日なんて、記憶にある限り子供のころから一日もないもん、多分。

 

最近SNSで再会した友人(や先輩)たちが持っていた「わたし」のイメージが、ちょっと意外なものだったり、自分が予想していたよりも極端なものだったりしたので「ふーん。へー。意外と自分じゃあ分からないもんだな、自分のイメージなんて。」と思っていたのですが、もしかしたら今までの知人の中には、「若女将=よくクシャミしてる人」なんてイメージを持っていた人もいた……かもしれませんね。は・は・はーーくしょん!!


道端にて

2015-03-28 23:27:30 | 日々雑多

我ながら「いい部分だろう」と思っている自分の性格は、『さほど落ち込まない』ところです。まぁ、言い方を替えれば『反省が足りず、成長が乏しい』とも言えますが、とりあえずー、それは置いといてー。

 

ちょっとモヤっとした気分な時ってあります。別に何がどうってビビッドに言える訳じゃないけど、「なんだかなー?なんか、色々うまくスルーっと行ってないんだよなー、今朝。」みたいな気分。そんな日は、運転しながら何となく街をキョロキョロするようにしています。大抵見つかります、「てへへ」と笑えるもの。それは単純な私によく効き、大抵気分が良くなります。

<今朝見付けたてへへ>

・どんより雲なのに、怖い系セダンを真っ黒グラサンで運転してるいかつくないおじさん(頑張ってる感がかわいい)

・やっていないのかと思っていたのに、暖簾を新調した中華料理屋さん(今度トライするか!?)

・妙にお洒落なルックスでマウンテンバイクに乗って5個入り箱ティッシュを買ってきたらしいお兄さん(花粉症……っすか?)

・故障らしい軽自動車のおじいさんを助けていた毛糸帽かぶってスケボー抱えたお兄さん(絶対モテるやつ)

・ニコニコしてクレープ屋さんの袋を抱え車に乗り込むお姉さん(あー、私も暫く食べてない、そこのクレープ!)

 

 

えーっと。基本的にまっすぐ前を見て安全運転してます、ご心配なく!

 


小枝問題

2015-03-08 19:50:38 | 日々雑多

母親の友人間でのニックネームは、チョコレートが好き過ぎる千代子だから『チョコ』だ。

 

ということが理由ではないでしょうけれど、段々歳を経て母親に顔が似るにつけ、チョコレート好きが加速している気がします。若い頃、ひどいニキビに悩み続けていたので、約10年間ほど一切チョコレートとは縁を切っていたのですが。

 

チョコレート解禁後、それはさまざまなチョコレートに魅了されてきておりますが、シンプルこそベスト。「中には何が潜んでいるのだ……」とミステリアスな存在の高級チョコレートよりも、普通にスーパーマーケットのお菓子売り場やコンビニでさらっと買えちゃうチョコレートと特に仲良しです。そんな中でも永遠のベストセラー、小枝。ときどき、無性に食べたくなります。

 

が、いつの頃からか、放っておけばあっという間に1箱食べきってしまう危険のあるトレーにばらばらと枝が転がっている方式から、こんな風に小袋分けされ、さも『さぁ、みんなでシェア』みたいな方式に変わってしまいました。これだと、いちいち袋を開ける度に罪悪感にとらわれて、最高でも2袋しか連続食べできない小市民な私の心理。

うーー。半透明トレーな時代よ、カムバック。小枝一気喰いして、胸やけになりたい。 


夢果

2015-02-26 15:16:33 | 日々雑多

とにかく柑橘類が大好き!手が黄色になる?ふっふっふ、そんなこと「もーんだーいないさーー!」、とにかく大好き。

 

勿論、味が好きなんです。みずみずしくて。小さい頃は「酸っぱ!」いのが好きだったけど、歳を経たら、甘いのが美味しいなぁーって普通に思うようになりました。

そして、見た目も好き。橙色とか濃い黄色とか、なんとなく食卓の上がかわいくなるし、フォルムも大抵キュートだし。

そして、ゴハン食べ終わって「さ、次の行動に移りましょうか……」と思いながらも、どうにもお尻が重い時間帯に、「とりあえずみかんでも剥く?」なダラダラ時間が、どうしようもなく心地よい。

 

そして今日、こんな可愛いやつ、買ってきてみました。SNSで、「デコポンの『でこ』部分には夢が詰まっているから、これから『夢果』って呼ぼうね。」と話題になっていたので♪ 

 

ホントはなー、おこたがあると完璧なんだけどな……(二代目による「おこた禁止令」解かれることなく早19年。若女将、いつになればおこた解禁レベルの信用を得られるのか!?)。 


99年1月16日に買った(らしい)ホチキス針

2015-02-20 02:03:49 | 日々雑多

家族を亡くすと、妙なものが、妙に宝物化してしまって、捨てるに捨てられなくなることがあります。

 

亡くなった義父は消耗品を買うと購入日を書いておく習慣があったようで、さまざまな文房具類に日付が書いてあります。今日、ホチキスの針がひと箱終わりました。今まで全然気にせずこの箱がずっとデスクにあったはずだけど、いざ空っぽになって捨てようとしたとき見付けたこのメモ書き。なんだかなぁ、妙に大切なものに思えちゃって、捨てられない気分。ちょうど、義父の七回忌の往復はがきを印刷した直後だったし、捨てるの嫌いな義父だったしなぁ。

 

ま、大したサイズじゃないんだし。とっとくか。私のデスク、そのくらいのスペースあるもんな。それにしてもわたし、相当ホチキス使わないんだなぁ(笑)。 


誤解。なんだろうか?

2015-02-18 10:52:19 | 日々雑多

わたしは、「芸能人」と括られる人が『インタビューでこんなことを言ったから嫌い』や、『きっといい人』などといった感情は持たないようにしています。人は思ってもいなかったことを勢いで口走ることもあるし、異なった意味に誤解されて受け取られることも多々ある。直接知っている人ですら言葉の行き違いなんて、しょっちゅうあるのに、遠く距離と時間を隔てた「芸能人」のその言葉が正しく伝わってくることなんて、絶望的に近く難しいと感じているので。

ただ、「政治家の言葉」と、「物書きの文章」だけは、『どう捉えられようが責任を持つ』べきだと思っています。何故なら、そのことで勝負しているプロなんだから。前言撤回が許されたり、言い訳を繰り返したりするのを見る度に、大きな違和感をおぼえます。写真屋さんが、結婚式の写真をピンボケしたら、商売をたたまなくてはならないであろうことと、何か違うのかな、と。

こーいうことをブログに書くのは、私の哲学的にはちょっとズレちゃうんだけど……。物書きのプロじゃないから、書いちゃいました。曽野綾子さんの発言が、1日噛み砕いて色々考えあぐねても、どうしても私の中で咀嚼しきれなかったので。


バレンタインデイの街

2015-02-15 12:02:40 | 日々雑多

今年は本当に久しぶりに本命以外にチョコレートを「配って」みました。取引先や、ふだんお世話になっている方、父(もしかしたら、父に持っていったのは初めて!?)などに、ほんの10名足らずですけれど。

 

OL1年目のとき(20年以上前でーーす)、バブルの香りが残っていた頃で、部署は勿論のこと、所属する部活動(わたしは、野球およびサッカー部のマネージャー、テニス部、スキー部、山登り部に属しておりました……笑。明らかに属し過ぎ!)の皆さんにもチョコレートを用意するのだと、先輩方からのご指示がでました。当然、ど新人であった私は、同期じゃんけんにも負け、銀座のソニープラザに買い出しに出かけました。

あのころの、銀座のソニプラのバレンタイン直前のチョコ売り場の騒動を、あなたは知っているでしょうか?怒号飛び交う壮絶なチョコ合戦の現場で、田舎者臭抜けきらぬわたしは、右往左往……。もう涙が浮かんできて、「帰りたいよー。えーんえーん。」と、責任感だけに背中を押されて、闘い続けました。勿論、当日はやさしいおじさま方から「ありがとうね。」と喜んでいただいたはずだし、ホワイトデイには、何倍にもなって戻ってきたはずなんだけど、あのソニプラのつらかった時間だけが記憶に残って、「義理チョコなんて大嫌い!」という想いだけが残っていました。

 

時は流れ、今では「友ちょこ」、「ご褒美ちょこ」などと可愛いものも登場し、私の中で「義理ちょこ」と忌み嫌っていた存在も「ご挨拶ちょこ」という位置づけなのかな、と分かってきました。やっぱり、ホワイトデイというしきたりがあるので、お気遣いを頂いちゃうだろうな、と想像できる方には渡しにくく、今年も渡しそびれた方が何人もいたのですが、なんかチョコレートを渡したときの華やぐ感じ(特に相手が女子だと)が、いいなぁーって素直に思いました。来年はもっと用意しちゃおうかな、「ご挨拶ちょこ」。

 

そんな「ちょこ配り」の運転中に、らぶらぶ手を繋いでデート中のカップルを何組も見掛けました(あんな強風吹きすさぶ北関東のこの街ですら!)。女子が紙袋を持っているカップルだと、『でへへ。彼はあの中身が気になって仕方ないだね。』と眺め、男子が持っていると、『でへへ。もう貰ったのかい。良かったねぇ。』と眺めていました。と、そこへ丸坊主の野球部軍団が自転車で1カップルを追い抜いて行きました。『君たちにも近未来に幸あれ!!』と、これまたニヤニヤと眺めてしまうおばちゃん若女将なのでありました。

 

もちろん、本命は一生懸命作った……もとい、描きましたよ。来年はクッキーも頑張って手作りしようかな。


鍋えらび

2015-02-10 18:20:47 | 日々雑多

ホームセンターの鍋売り場で、結構長い間、「うーーーん」と悩んでいました。すると、付近で同じような空気が漂っていることに気付きました。

 

70歳台かなぁ。おじさま3人組。金色と茶色の間みたいな、軽めの鍋ありますよね?よくキャンプでカレー作るような。あの鍋の超巨大なのを3人で抱えて、

おじさまA 「これかなぁ?」

おじさまB 「デカくないか?」

おじさまC 「でも、デカいのって言ってたぞ。」

うんぬんかんぬん あーでもないこーでもない……

おじさまA,B,and C 「そうだな。コレだな!」

 

ガランガランと巨大な鍋を運んでレジへ進まれました。

……ど・どうかしら?相当大きかったですけど、本当にそれで正解だったんでしょうか?自治会館へ戻って(町内会で使用、と決めつける私)、奥さま方に「なに?この巨大鍋!?」って大笑いされないでしょうか?? 心配だけど、何だか可愛かったので許していただけることでしょう!大は小を兼ねるって言うし!

 

という訳で、私の方は、悩んだ末に遂に購入を決めた「蒸し器」で、めでたく念願だった『あったかいプリン』を食べることができました♪ ビギナーズラック、おいしくできたよ♪


新年の覚悟

2015-01-04 10:44:27 | 日々雑多

小中学校までは真面目にやってさえいればある程度の成績をとれた「お勉強」。高校短大と進むにつれて、「うーん……わたし、勉強苦手かもしれない。」と逃げるようになりました。クイズ番組とかも基本的にとっても苦手、何かを覚えるとか知るとかは好きなんだけど、それを「応用」したり、「膨らませてちょっと角度を変えて閃いたり」することがとても苦手。大人になると、そんな自己分析が出来るようになるので、それなりにそんな自分と付き合って、なんとか仕事をしているという日々です。

 

で、元旦の(義母がつくってくれた)お雑煮が入っていたお椀を見て。

 

わたし:「なんで鷹だけ文字なのかなぁ?」

二代目:「あぁ、茄子が3ってことは、文字にして2つにしたかったんだね。」

わたし:「(しばしポカーン)……ああ!」

 

新年早々、つくづく思い知りました。あぁ、私は人様以上の努力をして頭をフル回転させていないと、人様同様のお仕事をしていくことは出来ないんだよな、と。新年の覚悟として、とても良い出来事でした♪

 

で、私の初夢。

何故か屋外で合唱団の練習中。先生が、「ソプラノー、1列ずつ歌ってもらうよー。」と特別レッスンを遂行中だったけれど、何故か離れて座っていた私ともう一人のソプラノの友人は忘れられた模様。内心『ラッキー☆』と思っていたら、その友人が「先生!わたしたち、まだです!」と自己申告。でぇーー!?と思っていたら、「ごめんごめん!じゃあ、第九最初から最後まで2人で歌ってみていいよー」(しかも最近わたしはアルトなのに、ソプラノ……)

お歌も、人様以上の努力をせい、とのお達しなのでしょう。がんばります♪


年末の風物詩

2015-01-02 11:37:04 | 日々雑多

街を走っていて、なにやら妙に好きな風景っていうのがあります。それは『渡良瀬川の夕陽』だったり、『ものすごく大きく明るいお月様』だったりと、誰が見たって感動しちゃう景色であることも多いけれど、年末に私がつい探してしまうのは、『窓拭きする人のいる風景』。

 

・お洒落な椅子に危なっかしくワンピース姿で乗って拭いていたブティックのお姉さん

・どう考えても窓の途中までしか拭けない背の高さだけど必死で背伸びしてたおばあちゃん

・昭和感たっぷりの坊主頭でおうちのお手伝いかな?文房具屋さんの窓を一生懸命拭いていた小学生の男の子

 

以上3風景が、2014年の年末に出会えた私のお気に入り窓拭き風景ベスト3でした。

 

えーっと、うちの窓は……。今から拭くか……。