17年前に行った松本旅行の写真を引っ張り出したら、懐かしい子に会いました。その名も『ぷーちゃ』。地方の遊園地のお土産売り場などにひっそりと存在していたこのキャラクターが大量に売られていたので、大喜びで買いまくったのです。 ←白馬のお洒落ペンションにて撮影。
思えば相当昔から、結局のところ『ゆるキャラ』好きだったんです。ネズミーやビーグル犬、黄色いクマさんのような一流選手たちも勿論好きなんだけど(日本生まれの大きなリボンの猫ちゃんだけは、どうにも苦手なのでありますが)、『無名だけど、何故か惹かれる品のある優しめな笑顔のキャラクター』(←私の中の『ゆるキャラ』定義)にとても惹かれてきました。だからね、最近のゆるキャラブームより、かなり早く魅せられていた訳で、『ゆるキャラ・ファン』の元祖って名乗ってもいいんじゃないかしらん、と。
そして、あまりにも一流になってしまって、「知らないんですか~?熊本県のPRキャラクターなんですよ。いえいえ、この黒い部分は唇ではなく、あーんと口を開けている様子ですよ。」といちいち説明していた頃よりも遠い存在になってしまった気がするんです、彼が。 なんていうんですか、15人くらいでライブハウスで応援してたバンドが、いつの間にか武道館のチケットも取れなくなっちゃったような切ない歓び……
なーんて言いつつ、この愛らしい笑顔につられて、着実に増えていく我が家のくまモンさんなのでした。 ←結構手間がかかったらしい「虫コナーズ」。二代目が器用でよかった。