最近Yahooを開くと、ニュースの部分に 「なお美 舞台を降板」 や 「なお美 病床からメッセージ」 のような、一瞬どきっとするタイトルが並んでいます(若女将のファーストネームは「なおみ」なもんで余計反応)。勿論わたしは関係なくて、そのニュースは有名な女優さんの「川島なお美」さんに関するものです。ご病気のようで、ちょうど舞台ご出演の時期だったのかな?随分、話題になっている様子。
実は川島さんにかかわる、ものすごく小さい思い出が。
銀行を退職後、「とらばーゆ症候群」と言われるほど転職を繰り返した私が、足利に戻ってくる前に働いていたのは当時ハヤりの「女性サイト」(女性誌のインターネット版、と説明していました)。最初は事務・会計部門で応募したのですが、気付けば「営業・編集のお手伝い兼務」という立場になっていて、さすがベンチャー企業!という感じでした。その中で役得だったのは、映画の配給会社さんの担当をさせていただいていた期間、マスコミ用の試写会へのご招待をいただけたことでした。編集の方が忙しいと、私にもそのお話がまわってくることがあり、ドキドキしながら、映画会社の小さな会議室くらいの試写室で出来立てほやほやの字幕つき映画を観せていただきました。
「マレーナ」という映画のとき、私の近くに華奢で、ものすごく綺麗な女性が座っていました。それが川島なお美さんでした。なんとなく、ちょっと怖い方なのかな?なんて想像していましたが(美人はみんな怖いと思ってしまう傾向が)、係員の方が気を遣ってなお美さんにブランケットを持ってきたところ、姿勢を正してとても丁寧に「あら。ありがとうございます!嬉しいわ。」と仰ったんです。当たり前のことかもしれないけど、私は小さく感動。『こんなに綺麗で、有名な女優さんなのに、とってもいい感じだな~』って。
それ以来、川島さんの結婚やら、ご活躍やらのニュースをYahooで知るたびに、「おめでとうございまーす。」と心の中で小さく思っていました。そんな一方的なご縁を感じ、親戚のお姉さんが病気になっちゃって的に、勝手に心配しています。どうぞ一日も早く 「なお美復活!リベンジ舞台で笑顔爆発」 って感じのタイトルをYahooで見付けられますように。栃木の片隅から小さくエールを送っています。