卒業アルバムのお仕事をしている関係で、よく学校に行きます。お忙しい先生方を捕まえる、もとい、お会いするためにお昼休みは狙い時です。で、大抵わたしは空腹なので、給食や購買の匂いに猛攻撃を受ける訳ですが、最近の高校の購買部が何やら華やかなメニュー展開なようで、羨ましいです。
いま、二代目の母校(男子校)にもちょくちょくお邪魔していますが、彼らの時代は、生徒総会で、「自動販売機にコーラを!」という提案が出され、賛成多数で可決した歴史もあるとか。ただ、その神聖なる決定を保健室の先生の、
「カラダに悪いので却下。」
という一言で反故にされたと、未だに怒ってます(笑)。
隣の高校(女子高)に通っていた私たちも似たり寄ったりで、「足高は、自販機に牛乳しかないらしいよ。可哀想だねー。」と、せせら笑いながら、イチゴ牛乳とコーヒー牛乳とレモン牛乳が入ってる分だけリードしてる自販機を前に、悦に入っていたものでした。購買部も一応あったけど、4時間目終了後猛ダッシュして、やっと1個get程度の品揃えでした。2年生のとき、購買部の目の前の教室だったことがあって、「なんてラッキーなんだ☆」と、思ったのを覚えてます。毎日、4時間目が早めに切りあがったらしい隣のクラスのダッシュを、恨めしそうに眺めていたものでした(←勉強しろっ!)。
ま。不便・不満的なことって、こうやって忘れないから、青春の想い出の宝庫……ではあるんですけど。