子どもの頃、「鉛筆を短く持つ人は身近な相手と、長く持つ人は今は知らない遠い存在の相手と、結婚する」というジンクスを聞き、いつも意識して芯から遠い部分を握って書いていました。外国への憧れが強かったのかな。なんとなく、遠くへ行くような気がしてました。
昨日、今年から卒業アルバムを担当することになった学校の職員室で、高校時代の合唱部の後輩に出会いました。二人で同時に、「だよね!」、「ですよね!」とキャーキャー大騒ぎ(笑)。実は、私は彼女が学校の先生になっていることを知っていたのですが、彼女は私が何故そこに居るのか、ちんぷんかんぷん。かくかくしかじかで、ココにいるのだよ、と説明すると、目を真ん丸にして驚いていました。
「おぐら先輩は、外国とかどこか遠いところに、飛んで行ってしまってると思ってました~!」
と言われました。ふーん、そんな風に思われていたのかー。
短大時代の友人に、外国でバリバリ働く自分の夢を語っていたとき、
「おぐは、故郷に戻って、私たちが『小さくまとまっちゃったな』と思ってても、自分だけ、『わたし、すっごい幸せ!』とか、言いそう。」
と水を差されたことがありました。そのときは、「なんだよ、それ~。」と思っていましたが、結構いまの状況を言い当てていたかも・・・。友だちって鋭いね。
現在、仕事のメモ書きには鉛筆を愛用していますが、気付けばものっすごく短く持っている私。結構、こういうコドモ・ジンクスって侮れないのかも!