新国立劇場へ、年に一度のご褒美オペラ(今年はオペレッタ♪)、「こうもり」を観に行ってきました。勿論、座席は定番の最前列。字幕のみずらさや、舞台の斜加減なんのその。私の目の前で繰り広げられる生の舞台に、もう大興奮なのであります。
特に今年は、私が参加している足利市民合唱団の定期演奏会で、6月にこの演目の第2幕を歌うことになっているため、期待度MAX!わくわくわくわくして向かいました。そして、そんな私の期待をはるかに上回る楽しい舞台で、「もう1回観たい!あぁ、もう1回!」と切望するような舞台でした。やっぱり私は楽しい舞台が好きなんだなー、悲しいのもいいけど。昨日も合唱団の練習日でしたが、もう楽しくって楽しくって。普段は割と「なんで声でない……覚えられない……」と凹むことの多い練習時間なんだけど、今年は「楽しい」が上回っちゃいそう。良かったなぁ、ほんと。思い切ってチケット買っておいて。
今回はそのあと、嬉しい「おまけ」が付いてきました。バックステージツアーに応募してみたところ見事当選☆ 終演間もない舞台に上がらせていただき、全てのセットを舞台監督さんの説明つきで、見せて頂きました。出てきた質問内容から察するに、相当ハイレベルなお客様たちだったので(「あ、この装置はナブッコで使っていたものですね?」って言ったり、舞台監督さんが「〇〇をご覧になった方、いらっしゃいますか?」と尋ねると、かなりの人が手を挙げる状態だったから……)、質問など出来ずにおとなしく最後尾を付いていくだけでしたが、市民合唱団員のわたしでも、舞台にたつ以上、「ちゃんとしなきゃ。」と背筋が伸びるようなお話も多々ありましたし、舞台装置や照明、小道具といったものへの考え方っていうか取り組み方のカッコよさに、しびれました。チームプレーなんだな、素敵な舞台って。それにしても、生きているうちに新国立の舞台から、客席を見下ろす機会に恵まれるとは。いっちょ、一曲歌ってみちゃえば良かったな、東京での恥はかき捨て!ってね(←到底できるわけもないから放つ暴言)。
開場後、ロビーをうろついていて見つけた「バックステージツアー募集」の看板が気になって仕方なかったんだけど、「どーしよー……。当たる訳ないよなぁ。ひとりだし、帰り遅くなっちゃうし……。」ともじもじ何回も前をうろついていたら、「ん?ん?どうですか?応募しませんか?ん?」と、私の目を真っ直ぐ見て誘って下さった(と思う)劇場スタッフさんに感謝の気持ちで、劇場を後にしました。
はぁ。今年も楽しかった♪ 来年は何が観られるのかなぁー。行かれる時期が限られているので、2月か3月の演目に心惹かれるものが来てくれることを願ってます♪ さーって、自分たちの舞台に向けて、練習がんばるぞー。おー!