家族を亡くすと、妙なものが、妙に宝物化してしまって、捨てるに捨てられなくなることがあります。
亡くなった義父は消耗品を買うと購入日を書いておく習慣があったようで、さまざまな文房具類に日付が書いてあります。今日、ホチキスの針がひと箱終わりました。今まで全然気にせずこの箱がずっとデスクにあったはずだけど、いざ空っぽになって捨てようとしたとき見付けたこのメモ書き。なんだかなぁ、妙に大切なものに思えちゃって、捨てられない気分。ちょうど、義父の七回忌の往復はがきを印刷した直後だったし、捨てるの嫌いな義父だったしなぁ。
ま、大したサイズじゃないんだし。とっとくか。私のデスク、そのくらいのスペースあるもんな。それにしてもわたし、相当ホチキス使わないんだなぁ(笑)。