昨日は、群馬交響楽団(プロ)演奏、梅田俊明先生(プロ)指揮、ソプラノ鵜木絵里さん(プロ)、メゾソプラノ富岡明子さん(プロ)、テノール鈴木准さん(プロ兼王子)、バリトン宮本益光さん(プロ兼王子)と、足利市民合唱団(アマ)の第九演奏会でした。
アタマでは前々から、重々わかってるつもりだったけど、本当は根っこでちゃんとその責任を実感してなかったのかもしれないな、という反省をして迎えたクリスマスの朝でした。プロの中に入れて頂いてお客様からお金を頂戴した舞台に立っている、ということ。しかも、合唱が果たす責任が決して小さくない曲である、という基本中の基本を軽んじてたんじゃないか、って。ま、一言でいってしまえば、覚悟が甘かったんだよな今まで、って。
で、公演を終えた今思うこと。
私たちは義務・仕事ではなく、誰に頼まれたわけでもなく、やらなきゃならない理由なんて何もないのに、音楽をやっているということ。それぞれ別のところに戦いの場を持っていて、集まったときはその話を敢えてすることはなくても、それぞれに大変な思いをして、練習に、本番に集まってきているということ。私たちは自分の意志でこの舞台に立つ!と決め、それに向けて最大限の努力をしていることに、アマチュアとしての誇りを持って臨んでいいんじゃないか、と。そして、その誇りを抱いて舞台に上がるためには、その「最大限の努力」を、私は確かにやりきったと断言できるだけのことをするべきなんだ、と。逆に、その努力をしないならば、やる必要ないんだから、『やめちまえ、そんなの。』って話なんだよな、と。
打ち上げの席で美味しいお酒の空気を吸いながら、やらなきゃならない理由なんて何もないことに、ここまでどっぷり魅せられ、それから派生して、これだけの『おもろい人々』に出会えたミラクルに、感謝せずにはいられない、特別なクリスマスの夜になりました。
悩ましい点だよね。でも、自分が出来るだけの努力をすればそれで良いと思う~。自分のためにも。
たまに人任せで舞台に立って、参加した気になっている(参加していることには変わりないけど)人もいるけれど・・・それなりに努力した人とでは得るものが違うと思うのよね~。
プロではないから、他に仕事もあるし・・・割り切るところは割り切って、出来るだけのことを自分のためにする。
これからも頑張ろうね~!