若女将の修行日記

『写真館の若女将・成長記録』のはずが、いつのまにか『若女将のおとぼけな記録』になっていました。

手品なんかキライ

2009-08-22 10:48:04 | 日々雑多
二代目の唯一の趣味である手品が、私はあまり好きではありません。別に「人を騙して喜ぶとは何事ぞ」と思っている訳ではなく……本気で見始める→気になって仕方なくなる→でも分からない→「実はね~、この手品の種は○○××になってるわけ~」と教えてもらう→自分で見つけた答えじゃないから、何だか妙に腹が立つ……ってな理由で。


先日もある集まりがあり、二代目は手品師になりました。大抵コンビを組んでショーに出演する友人A子が、憎らしいまでの卓越トークで高レベルな手品を繰り広げるのと対照的に、ぎこちないトークで怪しさ炸裂の手品を披露する二代目。「失敗しませんように」と妙に緊張して落ち着かなくなる私は、とんだ被害者です。

また、その席では合唱団の先生が「あ、分かった」といきなり種に気付きました。そうなると私の悔しい魂がむくむくと湧き上がって来ます。そりゃあ、音楽の世界では大先生だし、色っぽい演技を指導されてしまうくらい女っぷりでも負けているかもしれない(注:先生は男性です)→でも、私の方がかなり歳上→人生経験だって豊か(に、違いない)→手品でまで負けて溜まるか!……。

結局、帰宅後も悩んだ挙句、惜しいところまでしか分からなくて二代目に種を教えてもらいました。くーーー。


手品なんかキラーイ。
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4 コメント

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Unknown (A子)
2009-08-22 14:00:57
二代目腕を上げたよ~。

タネ探しに気持ちが行かれちゃうようじゃだめなんだよなあ。素直に不思議を楽しんでいただける様になるにはまだまだ修行が必要でございます。
ショーでは楽しんで、タネ探しは手品部で。
若女将はホントは見る人じゃなくてやる人向きなんだよ。あとTも。
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見る人 (若女将)
2009-08-22 17:49:40
二代目に「手品キライ、なんて書くなよぉ」と哀しまれました。この文章の中に、「キライキライも好きな内」という手品への想いを綴ったつもりだったんだけど……と言ったら、「それは伝わってこない」とバッサリ。

私は本番に弱いタイプだから、ダメだと思うけどー。
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夢のあるマジック (hollyleaf)
2009-08-27 20:31:37
「絶対見破ってやるぞ」というお客さんは必ずいますが、私は「不思議大好き」というお客さんだけが相手だと思って演じます。

ストーリーと夢があるマジックを演じるプロがあまりいませんね(日本にはゼロかな)。デビッド・カッパーフィールドはこの点凄くて「エース・アッセンブリー」というマジック愛好家なら誰もが知っているマジックを「ぼくの良き理解者であった祖父が初めて教えてくれたのがこのカードマジックで、ぼくは何度も何度も練習したものです…ぼくが今こうしてステージに立っていられるのは祖父が教えてくれたこのマジックのお陰です」(舞台のスクリーンには孫がおじいさんにマジックを習っている様子が映し出されます)と語り、そのマジックを演じます(スクリーンに映し出されます)。私も含め
多くの観客が感動しました
http://www.youtube.com/watch?v=Zm3EWeaEgvM

私もいつかストーリーのあるマジックを演じて
みたいです。
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そうだった (若女将)
2009-08-28 13:43:37
私の身内にもう一人いました、手品師。失念してました。

この映像を見て、カッパーフィールドの印象が変わりました。
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