狂人の頭の中

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狂人の頭の中 「『【速報中】北朝鮮のミサイル ICBM級発射の日本の危機感』と『ウクライナ戦争のNATOの危機感』の温度差」

2023-02-18 19:56:19 | 狂人の頭の中
先ほど2023年2月18日午後5時21分ごろ北朝鮮西岸から、少なくとも1発の弾道ミサイルが東の方向に向けて発射され ました(防衛書発表)

ちょうど現在ドイツでG7外相会合が行われている…。
ニュースでは各国が温度差があるにせよ「ウクライナへの支援の継続」が表明されている。それはドイツ首相が言うとおり「NATOへの飛び火を防ぐ」という存続を賭けた支援である。
この話しを読んでいただいて、お次です。
今日の北朝鮮のミサイル発射ですが、速報を受けてNHKニュースの中で元自衛隊某さんがインタビューを受けて「これはアメリカに向けたアピールです!」って話していて疑問というかいらだちを感じたのですが、いくらアメリカに対してのアピールとは言え飛んできたのは「日本のEEZ内/排他的経済水域内 (と現段階では言われている)」ですから当事者は日本です。この元自衛隊の某さんも自衛隊にいる間にすっかりアメリカに飼い慣らされたようですね。日本本土に着弾して被害者が出ても「これはアメリカに対する挑発です」なんて言うのかね?言いそうです(゚Д゚;)


お国を守るはずの自衛隊の元幹部がこのようなお話しでは程度が低い…。
先ほど述べたNATOとの温度差ですよね。
情けない。














狂人の頭の中 「安倍政権からの『右傾化』を憂う」

2023-01-17 00:54:42 | 狂人の頭の中
最近、五十前にして体の衰えを急に感じ始めた徳兵衛です…

ハイ、盛り上がったところで(?)
今日のお題の話しです。
昨年、安倍元首相が銃撃されて亡くなりました。容疑者は「旧統一教会」に親が入信していて家庭が壊されて統一教会と親しくしていたように見えた安倍元首相を殺害しようと思ったそうで、今回の右傾化の話しとは関係ないですが…
2006年の第一次内閣から国威発揚のような「美しい国、日本」や「教育基本法改正」「日本国憲法の改正手続きに関する法律」選挙では「生活保護バッシング」を繰り返して格差をさらに広げるような(いわゆる「ナマポ(生保)問題」)言動など、就任当初から信念を露わにして手を打ってきたように思える。しかし、小泉純一郎元首相のように「北朝鮮問題」について成果を上げられず、国民の生活格差を助長していった。「中流から上」を寄りどころとしそのような層を相手にした政策を打っていった。右傾化の契機というか『解りやすい対立軸またはバッシング対象』を明確にして、それを原動力として法律、憲法の改正を成し遂げて、さらに右傾化を加速していくという一面もある。さらに右傾化の政策に反対できないような雰囲気を作り出してあたかも「国民の全てが望んでいる体(てい)」を作り出す。その一端が生活保護バッシングの見られる。
現在の岸田首相は出身母体が「宏池会」はいわゆる『ハト派』と言われているのに安倍政権の右傾化路線を継承している。今でも多くの方は「首相はなにをしようとしているのか解らない」という話しはよく聞く話しである。そしてここに来て『敵基地攻撃能力』である。戦争や兵器の開発が進んで国境を接していなくても攻撃できるようなことは難なく出来るようになり、今や北朝鮮はアメリカ大陸まで届くようなミサイルまであるという。このような脅威があって『敵基地攻撃能力』という『先制攻撃』を容認しようという雰囲気をマスコミを通じて浸透させ、今はそんなに異論を強くいうような政治家も文化人もいないように思うし、マスコミ自体も局をあげてどうこうということもない。マスコミも国からの締め付けを安倍政権以降うけているので声高に言うところもないようだ。一時期内閣の中でもNHKに対して「自由すぎる」という趣旨の発言は今まっ出も何度かあった。民放は「安倍政権礼賛」という所が多くて特にフジテレビは「ヒドイ」BSフジの夕方の番組ではゲストの選別や司会の進行は目に余るものがある。日々、「緩やかな右傾化」を第一次安倍政権から地道?に行った結果、先制攻撃に対して賛成の数は少なくない。強く反対しない国民性から政治家に「OKなんだろ?」と勘違いさせてしまう由来はこの辺りからだろう。岸田首相は「攻撃されることを事前に攻撃することは憲法に抵触しない」または「憲法の一部改正によって可能にする」というのだろうか?少なくとも安倍政権ではその方向だった。昨今の選挙では「XXXの問題を国民に問うために解散総選挙をする!」といっても選挙中は論点が様々なところに飛んで「なんの趣旨で解散したんだっけ?」と選挙後半に見失ってしまうきらいがある。論点をぼかして選挙を勝って「国民の信任を得た」ということにしてしまう。論点を継続して訴えて選挙期間を完走するのでは負けると逃げ道がない。
例えば、内閣支持率が「だだ下がり」の現政権はいつ総辞職してもおかしくなく、次に出来る内閣の総理はこの「安倍路線の継承」をするのか?今、「総理候補」として名が上がっている人はどの方も「安倍路線後継者」としか見えない連中である。もちろん「腰抜け野党」に期待は出来ず、また「政権の良心」として機能していた公明党は昨今政権参加が噂されている国民民主党の影に怯えて敵基地攻撃能力を容認してしまった。一度与党の味を覚えると忘れられないらしい…。自民党にとっても公明党と組んでいる「うま味」は吸い取ってしまったようである。
この分だと「日本の先生攻撃権」は自然と容認されそうな雰囲気で、これまた日中戦争から真珠湾攻撃に至った「いつか来た道」になりかねない。
みなさんそれでもいいのかね?わたしゃ嫌だね。
















狂人の頭の中 「いまは第八波?-厭戦ムードと死者数」

2023-01-10 21:58:03 | 狂人の頭の中
私事雑多な事が多く、約二ヶ月投稿無しでした。という言いわけです。ハイ

もう、第何波なのか勘定するのも嫌になってきましたが、前回の波の時は平均200人/日ほどの死者数でした。今は約倍の400人/日の死者が出ています。専門家によるとクリスマス~年末年始で医療機関が閉まっていたので感染者数だけで考えても「潜在的感染者は倍くらい居るだろう」ということです。冬場ということで「インフルエンザとの同時流行」もささやかれています。私の兄は家族総出でインフルエンザに感染しました。私は独り身なので・・・。(誰か貰い手ない?)
そんなことはどうでもいいですが(どうでもいい?)、NHKが出している数値では『新型コロナ累計死者数』は6万人を超えています。今日、2023年1月10日は前日が祝日ということもあり、死者数は254人という発表でした。ここで考えて欲しいのは「一日200人~400人超」の人間が「新型コロナ」が原因で亡くなっていると言うことです。

※NHKのデータより
バカなヤツは「自殺者と比べ~」「交通事故の死亡者と比べ~」なんて、未だに流行らない比較を述べておりますが、そんなの一つの原因でも減らせればいいのに決まっています。ひとつでも「死亡の原因を減らす」ことに今まで人は挑んできたわけで、現在も研究者が努力をして作業していることには敬意を表するばかりです。
このコロナとの付き合いも始めが2019年だとすると四年目に差し掛かっていることになります。人というのは付き合いが長くなると「なれ合い」になるもので、人間関係でも気持ちが緩んで、つい「言ってはいけないこと、やってはいけないこと」をしてしまって、人間関係が難しくなってしまうことはよく聞く話しです。このコロナとの付き合いもずいぶん「なれ合い」になってきて町中でマスクをしていない人を見ることは珍しいものでは無くなってきました。となると「外してもいいか」という気になるのが人の常で「マスクをしないことが感染」してしまう。まっ、マスクを付けていることが決して気持ちのいいことではないのでね。それでも日本は他国と比べてもコロナ以前から「マスク着用率」高かったと言います。外国では元来、着用率が低いので西欧諸国では早々に「wish コロナ」という考えを導入している。在外邦人が町中でマスクを付けて歩いていると「俺たちはコロナに勝ったんだ!」といって非難される有様です。世界での死者数は解らないけど、その時々の新型コロナの型によって死者数は上下します。引き続き手・指の消毒、除菌、マスク着用をしていきたいと思います。
なぜなら・・・
コロナで死にたくないから!』ということです。
だって、みなさんこれからも」いろんなことしたいでしょ?
だったら、生きるためにマスクのひとつ付けて助かるなら簡単なもんです。

















狂人の頭の中 「日本の『敵基地攻撃能力』はアリか?」

2022-11-13 00:51:32 | 狂人の頭の中
安倍内閣当時から「敵基地攻撃能力」の可否が、まず自民党内で話し合われ、のちに国会でも議論されたような経緯だったと思う。最初はアメリカから輸入されて配備された「パトリオットミサイル」が80年代に日本に配備されてそれから北朝鮮の脅威が著しくなってきて、この「敵基地攻撃能力議論」が盛んになってきているのですが、みなさんどう感じるのでしょうか?「敵基地攻撃」っていうのは、もう「戦争状態」であって「防戦」とは言いがたい。なにせ敵陣地を攻撃しているのですからね。専門的な枠組みではどう言うのか解りませんが、そんなマニアックな話しはどうでもいいので「『交戦状態』であることをこの国は許容するのか?」ということです。
また、もう一つ考えたいのは「北朝鮮ミサイルが日本上空(大気圏外?)横断」をしていると言うことです。先日もジェイアラートが鳴り響いて、のちの発表で「日本上空にて消失」ということでした。このように易々と国際的地位のある国家の上空を許可も無く通るということ、またそうしても国民に危機感がない。北朝鮮は明らかに「常軌を逸しす」状態にあるし、日本は「平和ボケが認知症になった」状態と言うことでしょう。
では、「敵基地攻撃能力を持つ事への疑問」と「大陸間弾道ミサイル日本横断に対して無抵抗への抗議」との間に矛盾が生じてくると思うのですが、その両方を解決できる手段としては「外交」ということでしょう。「そんなの叩いた方が早い」という話もあると思いますが、そんなことをしていては「攻撃したのはいいが我が身が滅ぶ」ことは必至でしょう。外交は衝突を起こさないための唯一の手段といっても過言ではありません。日本はあらゆる国々(特に問題とされる国家・地域・グループ)に、どのようなアクセス手段で「外交」をしているのでしょうか?「外交」は相手があることですので秘密にしなければいけない部分が非常に多い。しかし、「北朝鮮拉致問題」に至ってはなんの成果も得ていない、結果として。また「政治は結果」という言葉もあります。政治家はなんらかの『結果』を出さなければ単なる「税金泥棒」です。小泉内閣の後の内閣は何らこの件について成果を出していない。政治が無能では外交努力なんぞ出来ないのは当たり前です。内閣の閣僚で問題人物の首さえはねられないのでは思いやられますよね。話が飛びましたが、外交や話し合いは武力の実行の前には話し合いはもろい部分もあります。しかし、話し合いや外交努力で救われる命は過去には多くありました。

歴史に学び、反省しながら、次代を生きていくことが出来るのは人間だけだと思います。TVやYouTubeのような安直で歪んだものではなくて書物を紐解いて知識を身に付けて欲しいし、私も続けていきます。



















狂人の頭の中 「昨今の『暴露』『文春砲』から人のレベルの高低差を考える」

2022-11-08 01:36:16 | 狂人の頭の中
最近「国会欠席問題」で世間を賑やかしている『ガーシー(国会申請名)こと東谷義和参議院議員』やいわゆる『文春砲』といわれるスキャンダル報道。「ガーシーさん」なる人はギャンブル依存になったり苦労しているようですね、しかし芸能人のスキャンダルをYouTubeで片っ端から暴露して自分の生活の糧にしているのでしょうか?大義名分は「芸能界は汚れている」という趣旨のようです。国会議員もやり玉に上がっているようです。この「ガーシーさん」以前の仕事で芸能界とか関わりを持った関係で・・・『YouTuberになる前の27年間もの間、芸能人のアテンドをしていた。主に「芸能人が食事をする場所を手配する」「芸能人の旅行を手配する」「接待をする女性を紹介する」「女性を伴った飲みの席をセッティングする」「集めた女性を選別して容姿が優れている子を芸能人にアテンドする」「名前や顔の知れた有名芸能人に代わって、レストランの予約や旅行・ホテルの手配をする」「有名人の誕生日会の主催」など(Wikipediaから抜粋)。まっ、「芸能人の御用聞き」みたいなもんでしょうか?人気芸能人が直接段取りすると不都合があるのは何となく想像できますが、その中にはもちろん芸能人には「不都合なこと」もあるんでしょう。だからガーシー氏に頼んでいるのでしょうが、今は気に入らない芸能人や縁が切れた芸能人のことを暴露して「えせ正義感」を振り回してやりたい放題です。今を輝く芸能人との交友関係もしっかりあるようですが、「暴露されたくない」ゆえの交友関係のように見えます。
報道機関として「暴露」という大砲を撃ちまくっているのが「週刊文春」です。私から見ると「暴露することによって国益を損なうもの」が多いようです。この『政界スキャンダル』といえば「立花隆 田中角栄研究―その金脈と人脈 」でしょう。のちに書籍化されて私も文庫版を読ませていただいたり、NHK BSで特集番組も見ました。角栄氏の弟子の一人である「故 石井一 衆議院議員」は講演会や書籍で『陰謀説』を説いて憚りませんでいた。今となれば、どちらが正しいのかわかりませんが、当時「今太閤」と言われていて佐藤栄作総理大臣が「アイツにだけは総理大臣をさせたくない(自分がないがしろにされるから)」と言わしめた程の人物でしたが、あっという間の短期政権で総理の座を引きずり落とされました。どこか「陰謀」の臭いがすると言われても仕方が無いと思いますが…。
この「ガーシー氏」と「文春砲」は日本を貶めている様にしか見えない。前者は生産性が感じられなく、ただ「自己満」でしかやっていないように見えます。そんな人を国会に担ぎ出すのに投票した人の「下劣さ」「有権者としての誇りの無さ」投票する権利の濫用としか言いようがない。アホ
「文春」が田中角栄研究』は「巨悪を打った」という風に言われますが、今便利に使っている高速道路や新幹線のような「コンクリート行政」は田中総理発で「全国に高速道路・新幹線を行き渡らせれば地価や過疎問題は解消される」という謳い文句でした。いま現在もその論理は続いていて「田中政策延長」といってもいいでしょう。さて、そんな田中角栄が頭を巡らせた発案以上ものは今の今まで出てこなかったのが現実です。田中角栄が糾弾されたのは「金権政治」と言うことですが今も昔も洋の東西を問わず「権力+金」は付きものです。今、日本の国民が求める政治家像は「金銭に対しての『潔癖』」です。投票しているひとはお金のみならず果たして『潔癖』なのか?自分に甘く他人に厳しいのは人tの常なのかも知れませんが、最近のエスカレート振りは呆れるばかりです。

アイドルが屁もこかなきゃ、ウンコもしないとでも思っているのかな?
















狂人の頭の中 「『7月の参院選は違憲状態と判断(大阪高裁)』-共同通信」

2022-10-14 12:07:13 | 狂人の頭の中

大阪高裁は「違憲状態」と判断しながらも選挙のやり直しは認めませんでした。毎度「違憲」の判断が下されても「選挙のやり直しは認めない」という裁判所が国会や内閣に『忖度』をしていることは「三権分立」を前提としている国家としては誠に情けない話し。内閣-国会-裁判所という上下関係が解消されずに内閣を含む国会議員が裁判所や検察に圧力を過去に掛けていたという証言はちらほら聞かれます。言葉が正しくないかも知れませんが裁判所の権限を内閣や国会議員が侵犯しているということです。国民の方も「こんな判決がくだっても明日のお米に困らない」という風で関心が薄い。実際には「明日のお米」云々には関係があって直接的じゃないだけのお話し。
分かって欲しい。





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狂人の頭の中 「国家の一大行事『国葬』の背景」

2022-10-05 22:01:52 | 狂人の頭の中
凶弾に倒れた安倍元首相の国葬が日本武道館において執り行われた。銃撃事件直後からTwitterで「自民党葬は当然かも知れないが、国葬にまでなるのか?」とつぶやいていましたが、岸田首相にしては「即断」といえるタイミングで決断したと思うが、この背景のひとつは未だ自民党内で大きな勢力を誇る「安倍派」。岸田首相は安倍首相を裏切ってまで首相になったにせよ無視できない関係で閣僚人事に注文をつけたり、安倍元首相の実弟である岸信夫防衛大臣を健康上問題があるのにも関わらず続投し続けたことからも安倍元首相の影響力と配慮が窺える。国葬がさまざまな配慮や政治的やりとりの材料とされたのは、戦中に行われた山本五十六大将は戦意高揚、前回の国葬の吉田茂元首相は佐藤栄作首相(当時)の政治的なパワーバランスなど「純粋な思い」からはおおよそ掛け離れた思惑から執り行われている。
今回の安倍元首相の国葬を行ったことも一因となり内閣支持率は支持と不支持は同数の「40%」。国葬自体、反対派が多かったことから見ても岸田首相の決断は「短慮に過ぎた」と言わざるを得ない。国葬後、岸田首相は国葬に関して適切な取り決めが必要として今後国会で議論するような話しをしているが、これはすでに安倍元首相の国葬を行っており、「やったモン勝ち」で、今後の国会でもめて議論がながれても「やったモン勝ち」なのである。

一部の著名人?から国葬の議論を「死者を冒涜するような議論をするべきでない」という旨の話が出ているようだが、これは議論のすり替えで「故人の尊厳」と「国葬の正当性」は話が違って、合法なのかどうなのかとは世界が違うこのような一致しない次元の話しを感情論でつなげるのは非常に危険で、今後「ナショナリズムの渦」へ自ら巻き込まれるようなことの切っ掛けになりかねない。日本人はこの手の「人情論・感情論」に傾倒しがちで、国民の間にも冷静な議論が今後あることが必要である。

















狂人の頭の中「戦争が止まない世界に送る 与謝野晶子『君死にたまふことなかれ』」

2022-09-19 22:43:34 | 狂人の頭の中
あゝをとうとよ、君を泣く、
君死にたまふことなかれ、
末に生れし君なれば
親のなさけはまさりしも、
親は刃(やいば)をにぎらせて
人を殺せとをしへしや、
人を殺して死ねよとて
二十四までをそだてしや。


堺(さかひ)の街のあきびとの
舊家(きうか)をほこるあるじにて
親の名を繼ぐ君なれば、
君死にたまふことなかれ、
旅順の城はほろぶとも、
ほろびずとても、何事ぞ、
君は知らじな、あきびとの
家のおきてに無かりけり。

君死にたまふことなかれ、
すめらみことは、戰ひに
おほみづからは出でまさね、
かたみに人の血を流し、
獸(けもの)の道に死ねよとは、
死ぬるを人のほまれとは、
大みこゝろの深ければ
もとよりいかで思(おぼ)されむ。


あゝをとうとよ、戰ひに
君死にたまふことなかれ、
すぎにし秋を父ぎみに
おくれたまへる母ぎみは、
なげきの中に、いたましく
わが子を召され、家を守(も)り、
安(やす)しと聞ける大御代も
母のしら髮はまさりぬる。

暖簾(のれん)のかげに伏して泣く
あえかにわかき新妻(にひづま)を、
君わするるや、思へるや、
十月(とつき)も添はでわかれたる
少女ごころを思ひみよ、
この世ひとりの君ならで
あゝまた誰をたのむべき、
君死にたまふことなかれ。
 

君死にたまふこと勿れ 朗読:森繁久彌 与謝野晶子

私感・・・
私自身人の親ではありませんが、世間の人達が『評論家』ぶって、この戦争は必要悪といってはばからない人は多く居ます。しかし、我が子が親類の子が戦場に赴かざるを得なくなったときにそのような心境になれるだろうか?きっと「君死にたまふこと勿れ(君死に給うことなかれ)」と思うに違いない。
「ウクライナ✕ロシア」の戦争は、あたかも「ウクライナ側が正義でロシアが悪」という構図に映るし、西側マスコミ各社はそのように報道している。しかし、戦場は常に「人殺し」が相互に行われ戦場には正義が無い。今「賢者」のような扱いをされている西側諸国は対立を煽るばかりで収束への努力は見られない。このまま行けばさらに戦線は拡大しかねない。「賢者」といわれる国々はどのように収束するか絵を描いているのか?
















狂人の頭の中 「従属関係について一考」

2022-08-26 20:23:20 | 狂人の頭の中
昨今、「マウントを取る」という言葉が出ています。さまざまなSNSで言葉(文字)で二の句も言えないほどに言葉を浴びせて相手を圧倒してしまうことです。これは「生(なま))の関係でも使われて、「友人」「恋人」「夫婦」という密な関係はもちろん初めて会う人との間でもしばしば見られます。相手を圧倒する人は性格的影響がよく現れていると思います。また、「圧倒される方」もそうでしょう。「なかなか強く言えない」「主張できない」という性格が反映されていると思います。いつしか「意見を戦わせるより、聞きっぱなしが楽」というような心境になるのもわかります。「意見を戦わせる」のしんどいしあとを引くことが多い。しかし、言い負かしたと思っている人はそんな心境を考えることはまずありません。





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狂人の頭の中 「『第二次岸田内閣成立』私は入閣できませんでしたが、新型コロナをスルーしようとする岸田はん」

2022-08-24 23:45:54 | 狂人の頭の中
組閣作業に入ったことまでは承知しておりましたが身辺がバタバタしておりましたので電話が鳴ったのを知らなかったのか、わたくしの入閣は今回もありませんでした(そんなに偉いのか?)
冗談はさておき、今回の第二次岸田内閣(改造)は、民間人の登用は補佐官の一名のみ、とはいえそのご本人は「森昌文 氏」で元々は国土交通省の役人で退官後『東日本高速道路株式会社 代表取締役兼専務執行役員 建設事業本部長』というというほとんど「国土交通省の役人」と言ってもいいので、『民間人0人』と言ってもいいでしょう。 
なにせ内閣府が設けている「新型インフルエンザ等対策有識者会議 新型コロナウイルス感染症対策分科会 」まっ、尾身茂さんが頑張っているところですが、所管が内閣なのか厚労省んなのかよくわかりませんが「提言」なので、政府にとってはあまり響かないと言うのが現状のようで業を煮やして記者クラブなので記者会見しているのは、医療現場の苦しみや壮絶さの一端を分かってもらおうという世論から埋めていくしか方法がないのかも知れません。何が言いたいのかと申しますと「コロナ対策」に関しては『政治/経済のご都合』が優先して医療や人命、罹患などは二の次になっていると言うことです。「民間のいうことは聞かない」という態度のように思えます。まぁ様々な省庁が民間人を招いてする会議もおおよその道筋が役人によって決められていて結果もまた同じで、自分の意見を言うとまるで「不規則発言」の扱いを受けると参加している方から聞いたことがあります。(ちなみにそれは厚労省関係)
岸田さんもコロナに罹患しましたが、「個人旅行以外の観光はOK!」という私からすれば『ミスリード』としか言いようのないことを発表してしまいました。あまり自分が罹患してしまったことに学習しない首相のようです。
さてはや、現在毎日200人、300人がコロナで亡くなっていて、この第7波は最悪のペースで経緯しております。私の職場でも2人感染して一人は結構ヒドイ目にあって「気をつけてください!」(ワクチン接種者)といわれたものの、もう一人は「ちょっと熱出ただけですから大したことないですよ」(ワクチン未接種者)という二人のご意見。これは世の中全体の意見をギュッと集約した「縮図」のようですね。毎日200~300人の死者を出しているのに個人も政府はなんの手も打たず、まるで他国の話しのように振る舞って、国は『政府は24日、新型コロナウイルス感染者の「全数把握」が医療機関や保健所の負担になっていることを踏まえ、都道府県の判断で、重症化リスクのある患者などに限定できるようにすることを決めた。 水際対策も条件付きで緩和し、9月7日から出国前の検査に基づく陰性証明に代えて、ワクチン接種証明の利用を可能にする方針を打ち出した。 』(時事通信記事抜粋)
こんなのじゃあ「火に油を注ぐ」ようなものでやはり「人命よりも経済を回せ」ということなんでしょう。「経済軍国主義」で戦中日本が天皇の名の下に人命を軽視していったようなもので、「経済至上主義」の名の下人命を軽視しているのでは?と思ってしまう8月15日を過ぎたこの第7波に思ったことです。
昨日、仕事が終わって電車に乗っていて途中から乗ってきた若者二人(おそらく社会人)は、一人はマスクさえ持っていない状態(肌が過敏でしない方もいるので一概に「悪い」とはいえないが)、もう一人はホームで電車待ちまではマスクをしていたものの電車に乗ってからマスクを外すという謎の行動をしていました。(バカだなこいつは)若者二人は席に座らず下車するまで終始話していたのですが近くに居た女性などはこの二人に背を向けて居たのにまるで気付かない…。こんなのが感染して他の人に撒いているんだろうな、と想像してしまいました。(私が注意すれば良かったのですが…反省)国も民も「コロナ慣れ」「私は感染しない」という・・・。
もう、通勤、お仕事するの嫌だ!バカばっかりだもの!!

今日はまとまらないな





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