狂人の頭の中

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実経済というのは、紙切れ一枚という危うさ・・・

2013-09-29 21:17:58 | 狂人の頭の中
通貨は、元々はそれ自体に価値があるものだった。

日本で解かりやすく言えば、小判がいい例だろう。

小判でも江戸時代を通じて、同じものであったかと言えばさにあらず。

純度が違うのであります。

金に銀が入るパーセンテージが変わってくる。

一番純度が高かったのが、家康公の時代。

それはさておいて・・・

時代は飛んで、大正時代。

それまでは、紙幣通貨は金と等価券だった。

しかし、紙幣の刷りすぎと、日本国内の金の流出によって困難になってしまって、

取り付け騒ぎになってしまった。

そこで、政府は紙幣を『日本銀行券』として、いわば「日本信用券」とした。

ここが転換点。

兌換券から信用券としたのだから、政府は銀行券を保証しなければいけないのだが、

今の政府はどうだろうか?

地球上見渡しても、まれ見る『国債乱発国』。

今、さらに日銀は紙幣を刷っている。

話を元に戻すと、「兌換券から、信用券」に変わったのに、

さらに信用を失墜するような行為をしている。

アメリカも同じ行為をしている。

今、まじまじと紙幣を眺めるに、「たかが、紙切れ一枚」と思いませんか?






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