狂人の頭の中

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『一時は首相候補と目された加藤紘一氏・死去』

2016-09-10 20:36:30 | 狂人の頭の中

世に言う『加藤の乱』

「死人に鞭打つ」わけではないが、いっときは「首相候補」とまで言われた氏は、

「先見の明」が無く、「55年体制崩壊」の一助にはならなかった。

盟友の小泉純一郎は非常にインパクトのある総理になった。

加藤紘一氏は、幹事長など重責を勤めながらも「なにかが足りない」お人だった。

まぁ、「理論家」が加藤氏なら、小泉氏は「直感型」と言えば良いのだろうか。

加藤の乱の時に加藤氏は、「もう自民党・社会党の時代ではない」と思ったのだろう。

そこで「踏み切るか・踏み切らないか」が、分水嶺だったと言える。

加藤氏と相反する政治家として上げられるのが、「小沢一郎」である。

まさに「理論派」VS「実戦派」とも言える。

「数が民意だ」とは、田中角榮の言葉だが小沢一郎もその言葉を引き継いでいる

と言える。

なにか、加藤さんは政治に対して「潔癖」だったように思う。

しかし、政治の中身はドロドロしていますので、

加藤の乱も「情」に引きづられて、結果的に「負け犬」となってしまった。

これ程の政治家ならば、総理ならずとも衆議院議長などの「重席」に着いても

おかしくはなかった。

どちらにせよ、今の議員にはない「知能・経験」を持ち合わせている若手議員は見当たらない。



南無三・・・




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