10/1、庭のエゾヤマザクラにサクラが3輪咲いた話です。
この日は、最高気温22.5℃で朝から暖かい日でしたが、午前中前線が何本か通過し、雷が鳴ったり雨が降ったり止んだりの不安定な天気でした。北見市の公園では、イベント会場に落雷があり、数人がケガをしたとのNEWSがー。
雨の合間の作業中、サクラの木の上を見ると、ナント、サクラが咲いているのです。このようなことは、時折ニュースにもなりますが、庭のサクラでは初めてのことです。なぜこのようなことが起きたのでしょうか⁉
10/1、開花の様子
⊞
2輪開花していました。(📸14:00)
10/2、開花状況
⊞
ピンク色や白色と様々です。(📸14:00)
10/3、満開か ⁉
今日も朝から雨で不安定な天気が続いています。午後から雨が止み、青空が広がってきました。サクラ3兄弟はどうなっているのでしょうか?
⊞
手前が満開で、他の2つは花弁が散り始めていました。
10/1、確かに手前の花はツボミでした。 (📸14:00)
~以上で、”定点観測”終了とします~
【原因】 ❶ 台風や毛虫の大発生などによって葉にダメージを受け、葉が落ちると、葉でつくられていた”成長抑制ホルモン”が行きわたらなくなること。❷ 加えて、その年が例年より気温が高い状態が続くこと。などの条件が重なると、桜の木が勘違いして、休眠状態を経ないで開花するとのことです。
このような現象を一般には、狂い咲き=返り咲きといっていますが、気象庁では、「不時現象」といっています。
Before(今年の開花の様子)
👇
Aftere~こんなにスケスケにー。
【心当たり】 庭のサクラはよく延び、ブドウを日陰にするので、1年おきくらいに剪定しています。それに、サクランボの木も大きくなってきたので、今年は9月中ごろ枝を鋸で切るなど強剪定しました。また、9月下旬は旭川にすると暖かい日が続いていました。すなわち、上記の❶と❷がそっくり当てはまり納得です。植物が種を保存させるためのメカニズムの一端を身をもって体験しました。この「不時現象」は、上記以外にも原因があるとのことです。