この美術館は、「博物館島」にあり、館名の由来にもなっている「ペルガモンの大祭壇」を始めとするギリシャ、ローマ、中近東のヘレニズム美術品、イスラム美術品などを展示してあります。ペルガモン博物館の建設工事は1910年に始まり、第1次世界大戦を挟んで1930年に完成。その後、第2次世界大戦による空襲でペルガモン博物館を始めとする博物館群は甚大な被害を受けました。このベルガモンの大祭壇は、ベルリン動物園近くに疎開されていましたが、赤軍が戦利品としてレーニングラードに運び去られました。美術品が東ドイツに返還され、博物館が再開するのはようやく1959年のこと。
ギリシャ神殿のような外観をもった本館は「コ」の字形の平面をもち、内部は古代(ギリシャ・ローマ)博物館、中近東博物館、イスラム博物館に分かれています。
「旧ナショナルギャラリー」。この左側がペルガモン博物館です。
ペルガモン博物館の正面は、矢印の方向です。
ぺルガモン博物館の正面。この近辺は只今工事中!でした。
ペルガモン博物館の内部の様子