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🅼-27.“病気にならない生き方”(27)~「酒とたばこは最悪の生活習慣である」から

2022-07-08 07:00:00 | 🅼医療・健康本~本要約

 第3章この習慣が健康な体をつくる』の 「酒とたばこは最悪の生活習慣」を要約します。このことは世の常識になってきていますが、どのくらい最悪!なのか、その理由が詳しく書かれています。



 日本の多くの医者は、まだ外科手術や薬に頼ることが多く、患者の食生活に意識を向けている人は少ないようだが、がんの発生は食事が深く関わっていることはもはや世の常識になっている。しかし、食事を完全に改善しても、それだけで病気を100%防ぐことができない。食事以外にもミラクル・エンザイムを消耗させる要因は、現代人の生活にはたくさんある。その代表が、酒とたばこである。その2つが最悪なものと言える最大の理由は、習慣性が強く、毎日飲まず(吸わず)にはいられなくなることが多いからである。

 たばこの害というと、肺にタールがたまることばかり注目を集めているが、それと同じぐらい深刻なのが、全身の毛細血管が収縮してしまうことである。毛細血管が収縮してしまうと水分が全身に行きわたらなくなる。このことにより、水分とともに運ばれるはずの栄養が行き渡らなくなり、それと入れ替わりに排泄されるはずの老廃物もでてこないことになる。その結果、老廃物がたまり、それが腐敗し、毒素を生み出してしまう

 を毎日のように飲む人の血管も、たばこと同じように収縮している。少量の酒は血管を広げ血行をよくするという人もいるが、酒で血管を広げるのは2,3時間程度のことに過ぎない。実際は、この「血管が広がる」というのが、血管の収縮の原因。飲酒によって急激に血管が広がると、次に体はリバンドして血管を収縮させてしまうからである。血管が収縮すると、やはりたばこのときと同じように、栄養物や老廃物の吸収・排泄ができなくなる
 
酒もたばこも体内に大量のフリーラジカル(特に活性酸素)を生み出す

 フリーラジカルの中和には、大量の抗酸化エンザイムが消費される。ただでさえ現代人の生活は電磁波や環境汚染などフリーラジカルを発生させる要因が数多くあるのに、わざわざたばこや酒など自分でコントロールできるものまでも取り込んで、貴重なミラクル・エンザイムを消耗することになる。エンザイムは、使うとなくなる消耗品である。よい食事をし、よい生活習慣を身に付けることは、毎日コツコツ貯金をしていくことと同じである。いざというとき少々無駄遣いをしても大丈夫だが、毎日大量に長時間使い続ければ大きな借金に。エンザイムの場合、その借金が「病気」になるということである。借金を返せず使い続ければ破産に。この破産は、人間の健康でいえば「」に他ならない。
 毎日たばこを吸って、毎日お酒を飲んでいる人の行く先は、その習慣を身につけてしまった時点で決まっている。

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