掛け花入は、茶道の場合、床の間の柱に掛け茶花を生けるのに使われます。下の作品は、竹をイメージした長い形をタタラで作り、彩色してみました。粘土はブレンド土、焼成は15KW窯で酸化焼成(1250℃/19.5時間)しました。
⊞
①織部壁掛け花入れ 高62、径8 (表;上、裏;下)
⊞
②織部壁掛け花入れ 高58.5、径7.5 (表;上、裏;下)
⊞
③織部壁掛け花入れ 高61、径7.5 (表;上、裏;下)
⊞
④下絵壁掛け花入れ 高8、径52 (表;上、裏;下)
⊞
⑤下絵壁掛け花入れ 高8、径49 (表;上、裏;下)
⊞
⑥下絵壁掛け花入れ 高51、径51 (表;上、裏;下)
作り方~タタラで作った粘土を丸棒に新聞紙にまき付け、筒状のパーツを3つ作ります。次に、底と途中の節になる部品を作りドベを塗り接着させます。後は形を整え化粧土を塗り乾燥させます。素焼き後、文様を描き、3号透明釉をコンプレッサーで掛け、本焼きをします。①~③は各節毎に水を入れ花をイケることができます。④~⑥は一番上のみ花をイケるように作ってあります。最後に金具を付けて完成です。