小樽博物館前の道路を渡るとすぐ近くに本洞窟があり、1866年に発見された国内に2か所しかない壁面彫刻(国指定史跡)が見れます。これは、4〜5C頃、北海道に暮らしていた続縄文文化時代の人々が日本海を挟んだ北東アジアの人々と交流をしていたことを示す大変貴重な遺跡でもあるとー。 また、展示物から世界各地の洞窟壁画やその時代住んでいた人々の生活の様子を垣間見ることができます。
左側が受付‣入口です。
左側が受付‣入口です。
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これが壁面彫刻!です。何を表わしているのでしょうか?
手宮洞窟の保存の歴史
これは舟の形。ロシアで発見されたものと似ていることから、そのルーツは!?
発見当初は本彫刻は文字説も。現代は絵画説が有力のようです。
狩猟生活や祈りに関係のある人が仮装した絵ではーとも。((+_+))
余市町の「フゴッペ洞窟」にも、壁面彫刻があります。
手宮洞窟から発見された遺物
左;擦文式土器、右;近代の物~後の時代の人も住んでいたことかー。
4〜5C頃、北海道に暮らしていた続縄文化時代の人たちは、何を食べ、何語をしゃべり、どんな夢や目標をもち、何を楽しみに生活していたのか。冬、とてつもなく寒かったろうに、何を着ていたのか?。やはり動物の毛皮だろうナ。海岸に近いとはいえ、食べ物は?等々、遠い昔々のドラマに、ほんの束の間ですが想いを馳せました。