遅くなりましたが、先週末に実施された、会員のための『ハスの勉強会』の報告をさせていただきます。
2020年11月14日土曜日は大変よいお天気でした。
私たち大賀ハスのふるさとの会の活動拠点である、旧東京大学農学部付属緑地植物実験所の入口です。イチョウ並木がとてもきれいに色づいています。
道路にはたくさんのギンナンが落ちています。今年はイチョウの枝をかなり伐採したので、例年よりもギンナンの数は少ないようです。
本日の天候は気温15度、湿度52%、風は1.7メートル。勉強会には先日の花園公民館での、大賀ハスのふるさとの会顧問の南定雄先生によるハスの講演会に参加できなかった会員、また6月7月に大賀ハスのふるさとの会の活動をお手伝いくださっていた「千葉県中部地区郵便局長会」の皆さま10名が参加してくださいました。
通常なら参加者全員が一度に着席してお話を伺うのですが、今回はコロナ対策もあり、前半後半の2部制にして勉強会を実施いたしました。いつもの屋外での活動とは違い屋内での勉強会なので、受付では手指の消毒の他に体温測定も実施しました。
勉強会前半は花見川地区の郵便局長さんたちが、参加されました。南先生が、中国やその他の地域のハスについて話をされています。ちょうどチェンマイのハス市場でのスライドが映されています。
南先生のお話の後は、大賀ハスのふるさとの会の会員であり千葉市のハス守りさん養成講座修了者のTさんがハスそのものについて話をしました。大賀ハスの種が千葉市検見川の地で発見された時のこと、大賀一郎博士のこと、その他、ハスの花の開き方、生育の仕方など、盛りだくさんな内容でした。
前半の講座が終了すると、代わって大賀ハスのふるさとの会の会員が講座に参加しました。普段自分たちが世話をしているハスですが、案外その学術的な生育の様子を知らないのでこういう勉強会はとても参考になります。
勉強会を終えた郵便局長さんたちは、ハス圃場の方で枯草を処理したりする作業をされました。普段はいつも郵便局の中にいらっしゃるので、きっとこのような自然の中で新鮮な空気を吸うことができ、リフレッシュされたのではないでしょうか。作業のお手伝いをしていただき、ありがとうございました。
事務所のすぐ脇にはホトトギスが満開の花を咲かせていました。
活動報告は以上です。
(担当: えむ)