大賀ハスのふるさとの会

東京大学からハス見本園の管理を引き継ぎ、観蓮会の開催・ ハス文化の継承と普及を行うため組織されたボランティア団体です

2024年11月16日 ハス見本園の環境整備

2024-11-19 12:27:38 | 日記
今日は気温16°、澄んだ空気のなかでのハス品種見本の整備となりました。坂を上ると、皇帝ダリアが秋空に向かって咲いていました。


前回の活動日は雨により作業ができなかったため、例年より遅めのハスの刈り取りとなりました。


ハスの葉柄を刈り取ったら、水中に溜まった枯れ葉、果托、藻などを掻き出します。ずっしりと重い濡れた枯葉などを掻き出し、一輪車に乗せて運び出すのは結構な力作業です。


大きなマスは奥まで届かないので、縁に乗って作業します。滑り落ちないようとても気を使います!


今年の夏、今まで見本園で見られなかった新たな種類の藻が大発生しています。その藻は紅葉していました。肥料の鶏糞に入っていたのでしょうか。



100種以上の蓮が育つこの見本園では、品種間の交雑を避けるために果托が成熟する前に刈り取っています。それでもショックなことに、刈りそこなった果托から種がこぼれ落ちていました! 


大賀一郎博士の妻・歌子さんは、すみれの研究を行っていました。歌子さんに因んだ花壇は、これからパンジーを植えるために整備します。


東屋のわきでは、ザクロの実がなっていました。


大きなジョロウグモの腹のピンク色がキレイで思わず写真を撮ってしまいました。


今年は紅葉が遅れています。イチョウがやっと色づき始めました。


多くのボランティアが集まり、力作業が中心となった活動日でした。ハス見本園の整備は半分ほどが終わりました。筆者はすでに筋肉痛になっています…。

活動報告は以上です。

(担当: れい)
コメント (3)
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