令和3年も、早くも5月に入りました。
大賀ハスのふるさとの会が立ち上げたクラウドファンディングですが、昨日締め切りとなり、なんと目標額の133パーセント、468,000円が集まりました。ご支援くださいました皆さまに、この場を借りて心からのお礼を申し上げます。お礼状やリターンなどは今後準備が整い次第、お送りする予定です。もうしばらくお待ちください。ほんとうにありがとうございました。
今日は朝からとても気持ちのよい五月晴れです。気温約20度、風も弱く過ごしやすい天候です。
恒例のラジオ体操の後、会長からクラウドファンディング達成の報告、千葉市花園公民館では大賀ハスに関する常設展示コーナーができていること、花見川区役所にある千葉市みずほハスの花図書館でも大賀ハスについての展示をする予定、大賀ハス関連の講演会も計画されている等のお知らせがありました。
今日の作業は、正門から登ってくる道路の落ち葉掃除および外側バス通りの歩道の清掃、見本園内の高く伸びている樹木の伐採、レンコンを植え替えたマスに新しく名前を書いた竹の札を立てること、紅黄蝶と碗蓮の植えつけ、ヒマワリの種まき、茶摘みなどです。気候がよくなって参加者も増えたので、分かれて各種の作業をすることになりました。
ラジオ体操の前に、見本園の様子を写真に撮ってきました。大きな浮き葉がたくさん広がっているマスもありますね。
紅黄蝶のレンコンを植え付けます。おととい雨が降ったので、各ピットには水がたっぷり溜まっています。
こちらはクラウドファンディングのリターン用に準備している小型ハスの容器です。紫玉蓮を植え付けます。
正門から登ってくる道路の清掃です。ブロワーで落葉を飛ばします。
外側バス通りの歩道の落ち葉やゴミを取り除きます。
柵の内側からも雑草を取り除きます。
見本園内のロータリーから少し奥に入ったところの、キンモクセイの巨木です。あまりにも背が高く枝が広がってしまったので、重機を載せたトラックが奥に入る時にぶつかってしまうそうです。そこで思い切って伐採します。
キンモクセイは秋になると、とても良い香りのオレンジ色の小さな花をたくさん咲かせます。ここまで切ってしまうと、今年の秋はどうなるでしょうか。でも丈夫な樹ですから、そのうちにまたたくさん花を咲かせてくれるでしょう。
さてこちらでは竹を割って何かを作っています。
この竹にはハスの品種名を書いて各マスに立てる予定らしいです。
割らない竹は、クラウドファンディングのおかげで植え替えられたマスに、このように目印として立てました。
見本園の奥では、普蘭店蓮の植え替え作業をしています。普蘭店蓮とは、2016年10月に、見本園を訪れた中国の大連市普蘭店区古蓮研究所の訪問団から寄贈された貴重な中国の古代蓮です。2018年8月4日の活動報告②をご参照ください。 名札が立っている大きいコンクリート桝の他に、奥に見える小さいコンクリートの丸い枠の中に大きな黒い容器がすっぽりとはめられて、その中で育てられていました。何年も植え替えていなかったので、今回すべて中身を出して、レンコンを植え替えます。ご覧のようにまあるくぎっしりと根が詰まっています。ひっくり返して中身を取り出したので、上に見えるほうが、容器では底にあった部分です。ハスはこのように、容器の外側へとレンコンを伸ばして成長します。 ホースの水圧で、黒く腐敗した古いレンコンのカスや泥を取り除きます。
もうこんなに新芽や浮き葉が出てきています。
東屋の下側に、ヒマワリの種を撒きました。この夏はたくさんのヒマワリが咲いてくれるでしょう。楽しみですね。
今日は八十八夜ということで、園内にあるお茶の木で茶摘みをしました。葉を蒸したりして、このようにきれいな色のお茶を用意してくれました。本当に新茶です。よい香りですね。今日の作業の締めに皆でこの新茶をいただきました。作ってくださった会員の方々、ありがとうございました。
その他、今日はこれらの花々が咲いていました。
それからこんなお客様も!元気にジャンプして逃げて行きました。
今日のオオガハスです。B2列の3つ並んだマスの部分です。
今日の活動報告は以上です。
(担当: えむ)