大賀ハスのふるさとの会

東京大学からハス見本園の管理を引き継ぎ、観蓮会の開催・ ハス文化の継承と普及を行うため組織されたボランティア団体です

2018年3月21日 千葉市まちづくり未来研究所の「政策提言報告会」が行われました ②

2018-03-25 23:33:06 | 日記

政策提言の意見交換を行った後、4つの地域資源(加曽利貝塚、オオガハス、千葉氏、海辺)ごとのグループに分かれて意見交換を行いました。

各自興味のあるテーマに参加し、質問や意見を配られた黄色の用紙に記入し研究員に渡します。

そして、それぞれの質問等を研究員が分類し、まとめた内容にそって意見交換を行いました。
質問や意見が沢山出ました。

どんな意見交換が行われたのか少し御紹介します。

・ハス祭り関係
 観蓮会の期間を長くすることはできないのか?
 もっと店などを出した方がいいのでは?
 ↓
 千葉公園、ハス見本園など、連携をしていく予定。

・PR関係
 大賀ハス関係の常設資料館を作って欲しい
 大賀ハスの説明の書いてある碑が読みづらい(字を白くするといい)
 ↓
 中心拠点とサテライト拠点づくりの検討
 ラジオなどで市の花としてのアピールをする
 字を白く塗るなどの対処法を検討する必要がある

・東京オリンピック関係
 具体的な予算等についてはどうなっているのか?
 ↓
 具体的な話はなく、千葉市との実施に向けた調整が必要
 オリンピック会場の幕張メッセ正面広場に、大賀ハスを中心とした花ハスを1000鉢展示し、国内外の来場者に大賀ハスと千葉市を積極的にPRする。

本当に1000鉢ものハスを展示できたら、国内外から注目されて素晴らしいPRになるだろうなぁっとワクワクしながら聞いていましたが、現実は予算の事など難しい問題があります。
実現可能なハス守りさん(大賀ハスに関する知識や栽培方法を取得した人)を養成し、大賀ハスモデル校での栽培・学習指導、ハスの里親のサポート、ハスウォーキングのガイド、大賀ハスの名所での栽培やガイド、ハス祭りの運営スタッフとして活動していただき、大賀ハスの素晴らしさを普及していきたいです。
参加していたふるさとの会の金子会長もいくつかの大賀ハスモデル校でのこれまでの実績について語っていただきました。

1回30分の意見交換が2回行われました。
私は、オオガハスと海辺に参加しました。

「海辺」では、海辺のまちの活性化を目指していますが、平成30年6月10日(日曜日)に「第6回検見川ビーチフェスタ」が開催されるそうです。
沢山の人々が検見川ビーチを知るきっかけになればいいですね。

「加曽利貝塚」、「オオガハス」、「千葉氏」、「海辺」のどのテーマも本当に素晴らしい発表でした。
千葉市になってもうすぐ100年経つそうですが、100年の記念にどうか素晴らしいこれらの提言を具体化してほしいと思います。

会場は千葉駅の近くの「千葉市生涯学習センター」だったので、千葉駅情報を最後にお伝えします。

千葉駅の中央改札を出ると、左手に「ハスの時計」があります。

そして、千葉公園口に出ると千葉公園への地図や大賀ハスの写真がありました。階段などにもいくつか写真がありました。

千葉駅にお越しの際は、是非見てみて下さい。

 (担当:安)

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2018年3月21日 千葉市まちづくり未来研究所の「政策提言報告会」が行われました ①

2018-03-24 23:42:44 | 日記

2018年3月21日 千葉市まちづくり未来研究所の「政策提言報告会」が行われました。

千葉市まちづくり未来研究所(市民シンクタンクモデル事業、2期)は、2016年の10月から「都市アイデンティティによるまちのデザイン」をテーマに行われている研究活動で、このブログでも何回か御紹介してきました。
各研究テーマについて知識・関心のある研究員が、それぞれが有する識見のもとに、自主運営によるグループワーク等を通じ、政策提言をとりまとめ、さらにその提言の実現に向け、様々な活動に主体的に参加する活動です。
大賀ハスのふるさとの会からもここの研究員にY氏が選ばれており、今日はふるさとの会からも約10名程「政策提言報告会」に参加させていただきました。

まずは千葉市の職員の方の挨拶などがございました。

会員Y氏が全体の活動実績、政策提言の目的などについての説明を行いました。

約60名程が参加され、皆さん資料もしっかり確認しながら、政策提言発表を聞いていました。

「都市アイデンティティによるまちのデザイン」では、千葉市固有の歴史やルーツに基づく「加曽利貝塚」「オオガハス」「千葉氏」「海辺」の4つの地域資源を活用しながら、千葉市らしい特徴と魅力のある都市空間を形成し、「都市アイデンティティ」の確立を目指しています。
16名の研究員が参加し、複数のテーマを掛け持ちしていらっしゃる研究員の方もいらっしゃいました。

まずは、「加曽利貝塚」の発表です。

次に、「オオガハス」の発表です。

以前このブログでも紹介した内容と重複しますが、この会と直接関係のある政策提言なので再度御紹介します。

「大賀ハスのまち活性化プロジェクト」
・3つの方向性
  ① 年間を通して大賀ハスとふれあい楽しむ
  ② 市民等多様な主体とともに育む大賀ハス
  ③ 駅に降りたとき大賀ハスが感じられるまち
・政策提言
  ① ハス守りさんが活躍する千葉のまち
  ② 暮らしでハスを楽しむ
  ③ ハスウォーキングでめぐる千葉のまち
  ④ 大賀ハスが感じられる拠点づくり
  ⑤ 大賀ハスを世界へ発信

大賀ハスを世界へ発信するという提言では、このブログでも御紹介しました「大賀ハスシンポジウム」の話題や、東京オリンピックなどでのPRや大賀ハスサミットの開催などを提案していました。

そして、「千葉氏」の発表が行われました。

最後に「海辺」の発表が行われました。

1時間の政策提言発表会の後、各自10分程時間をもらい質問や意見を配られた用紙に記入し、その後数名が意見交換を行いました。

 (担当:安) 

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2018年3月18日 花ハス栽培講習会の報告

2018-03-18 22:25:16 | 日記

今日は満開の寒緋桜のなか、旧東大緑地植物実験所の敷地にて、花ハス栽培講習会が行われました。天気にも恵まれ、盛況のうちに終えることができました!

朝9時に会員たちは集合して、役割分担などを確認しました。

受付のサインは、寒緋桜の下に。

受付の横では、蓮のポストカード販売を行い、募金箱も置きました。

講習会の前半は、事務所のなかで行われました。メモを取る姿が目立ちます。

ハスの種類、分布、育て方などの説明があります。

後半は、いよいよ外に出て、ハスの植え方の講習です。会員M氏が昨年の講習会で植えた蓮根をバケツから出します。

ここから南先生の実演指導です! 泥だらけの蓮根を取り出します。

洗った蓮根の上下の見分け方、バケツの土への沈め方の説明がありました。

他には肥料を与える時期、量、頻度の講習がありました。肥料の与えすぎに注意すること、そして日当たりの良い場所に置いたら、やたらとバケツを移動しないことなどのポイントのおさらいが。

この間に、持ち帰る蓮根セットが用意されます。蓮根と肥料と土を入れたバケツを並べていきます。

講習会が終わると、蓮根を持ち帰ります。今年は4種の蓮根のうち、どれかひとつがバケツに入っています。選ぶことはできません。ドキドキしながらビニール袋をその場で開ける方も。

皆様にはハスを実際に育てることによって、千葉市の花をより身近に感じて頂ければ幸いです。本日はポストカードの購入、さらにはご寄付をいただき、この場を借りて御礼申し上げます。

最後に、本日皆様をお迎えした多くの椿のうち、ふたつをご紹介します。さざめきです。

碁石です。

報告は以上です。

 

(担当: れい)

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2018年3月17日 活動報告 ① 明日は「花ハス栽培講習会」です!

2018-03-17 23:38:46 | 日記

3月17日、気温8℃、晴天の中活動が行われました。
明日はいよいよ「花ハス栽培講習会」です。
今日の活動内容は「花ハス栽培講習会」の準備と敷地内の環境整備です。

まずは、金子会長と会員のスタッフから明日の予定と今日の作業内容についての話がありました。

「花ハス栽培講習会」に来られる方々が気持ちよく過ごしていただけるよう、落ち葉などを掃きます。

入り口から敷地内へ続く道路の落ち葉などもきれいに掃き、大きくなっていた椿も剪定しました。

剪定した椿には立派な花がまだきれいに咲いていたので、それらを使って花を活けました。

明日来られる皆様を出迎えてくれる花達です。

見本園では、ハスのマスから取り出して乾燥させていた藻や枯葉などを捨て場に捨てました。

昨年9月に植えたラッパスイセンもこんなに大きくなりました。

見事に咲き始めました。

駐車場予定地の整備も行いました。
蕾だった桜も立派に咲いています。

入り口の所の椿です。

明日来られる皆様、是非敷地内の素晴らしい植物も観て下さいませ!

(担当:安)

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2018年3月10日 活動報告④ 椿の開花状況 第二部

2018-03-11 17:12:28 | 日記

椿の競演がつづきます。下の椿は名札がついていないのですが、いずれも美しい花たちです。

風流な名の通鳥(かよいどり)。江戸期から伝わる古典品種です。

出羽大輪(太平楽)です。桃紅地の一重で、平開咲き。花期は、11-4月。輪芯がときに唐子咲きに。

曙です。淡桃色の一重、椀咲き。筒しべの大輪。蕾は丸い。

次は、太郎冠者です。今日は一番きれいでした。太郎冠者の絨毯をごらんあれ。

太郎冠者は、控えめな姿が茶人に好まれています。

太郎冠者の花がこぼれる道、どこへとつづく道なのか。と思わせるほど幻想的ですが、実際は蓮の見本園に出ます。

鈴鹿山です。

福娘の蕾です。桃色の八重の大輪が楽しみです。割りしべで、花期は3‐4月。

たおやかな鴇白(ときじろ)です。鴇色や移り白で、八重咲きの中輪から大輪です。貧弱な筒しべ、花期は3‐4月。

紅乙女(こうおとめ)です。いまにも咲きそうですね。

衆芳唐子(しゅうほうからこ)です。濃紅色、唐子咲き。中輪で、花期は4-5月。

紅麒麟(こうきりん)です。

事務所のそばの白い椿。名は不詳です。

最後に修景池に立ち寄ります。今日は手を入れることができませんでしたが、藻とリが必要です。

修景池のまわりでも花が咲いています。

来週には、チバニアンも池の中心の藻を除去するために、活動開始です!

今日の活動報告は、以上です。

 

(担当: れい)

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