2024年12月第一土曜日。気温7度。やっと冬らしい早朝の寒さです。前の週にもご覧にいれましたが、旧東京大学農学部付属緑地植物実験所の正門からすぐのイチョウの木。本当にまっ黄色できれいに染まりました。
正門から入ると、ご覧のとおり。イチョウの落ち葉がびっしりです。
誰かがいたずらしてますね。
今日も冬を迎えられるように、圃場の整備。通路の刈草を集めて処理場に運んだり、刈り取った枯葉や藻を掬い出して処理します。最後に残ったD,E列の倉庫側。一生懸命掻き出します。なんとあの新種の水草もこちらで生息が確認されました。
朝九時の気温7度。東屋にある温度計です。
ハス圃場のA,B,C列。枯葉の刈り取りは終わりました。通路の雑草、草刈りの後始末が必要です。
D,E列はまだ枯れた葉や茎が残っています。
D,E列の温室側。まだ刈り取りが終わっていません。みんなで集中して枯葉を始末します。
なかなか手入れが出来なかったので、枯葉と藻が絡み合ってヘドロ状態になっていました。
あまりにもたくさんの枯葉や藻を捨てなければいけないので、人力では間に合わず、軽トラックが出動しました。荷台にブルーシートを敷いて、枯葉やヘドロで濡れている藻を次々と載せていきます。
奥の処理場に運びます。
一輪車も使います。
通常の活動時間を延長して、やっとのことで、なんとかハスの枯葉とヘドロ化した藻の始末が終わりました。これでハスたちも冬を越せるでしょう。
そうそう、1か所で藻を取り上げていたら、こんなものが見つかりました。
わかりますか?ハスの新芽なんです。種がこぼれて落ちて、芽がでてきてしまったのですね。
ハス品種見本園の中でも紅葉が見られます。
これは説明案内板にツタが絡んできて、それがいい具合に紅葉しています。
説明板の左奥が真っ黄色になっていますが、ここには大きなイチョウの木があって、その落葉でこんなに黄色になっているのです。
そしてこちらはロータリー広場に植えられている皇帝ダリア。これはそれほど背丈は高くないのですが、珍しく八重咲です。
今日の活動報告は以上です。
(担当: えむ)