大賀ハスのふるさとの会

東京大学からハス見本園の管理を引き継ぎ、観蓮会の開催・ ハス文化の継承と普及を行うため組織されたボランティア団体です

2024年5月25日の活動報告 修景池の整備その他

2024-05-26 09:41:29 | 日記
2024年5月最後の土曜日です。このところお天気がよくて、朝晩はそれなりに涼しいですが、日中はかなり暑くなってきました。ハスも元気よく葉っぱを茂らせています。

けさは3か所で花芽を確認できました。淀姫、天高雲淡、そしてロータリー広場の展示パネル横に置いてある大賀ハス。それぞれ2本ずつ花芽を確認しました。
まず淀姫(上)と天高雲淡(下)。一つの画面で2本の蕾はうまく撮れませんでした。

そしてロータリー広場の日当たりのよいところに置いてある、大賀ハスの大きなバケツです。
この中をよく見ると、下のように花芽が出ています!

その他、先週の活動報告にもあるように、小型バケツで栽培している喜上眉梢と小三色蓮にも花芽がいくつか出ています。

今日の大仕事は、正門のそばにある修景池の整備です。ここは大きな池から崖の方に橋をくぐって小さめの池が繋がっています。そちらにはコウホネなどの植物も植わっています。昔は水芭蕉も咲いていました。今は??? 
木製の橋が腐ってしまったので、かけ替えます。


腐ってしまった板ははずして、新しい板(枕木?)がすでに渡されています。これで安心して渡ることができます。橋の右側が大賀ハスの植わっている大きい池、左側がコウホネがびっしり生えている小さい池。

コウホネの池から左側に水を抜く場所です。

ここから画面左下に向かって水は流れます。

新しい橋が無事にかかったところで、休憩タイム。修景池の土木作業に携わった皆さま、お疲れさまでした。

コウホネが一つ可愛い花を咲かせていました。


ハス見本園の方では、いつもと同じように藻とりが行われています。呼ばれたので行ってみると、ヤゴからかえったばかりのトンボでしょうか。金色に透けて見えてます。


それからこんなお遊びも……

ピンクのマツバギクで『オオガハス』と書きました。花文字ですね。しっかり根付いてピンクの文字を浮かび上がらせてほしいです。

今日の活動報告は以上です。
(担当: えむ)







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2024年5月18日 活動報告 ハスの花芽がつきました!

2024-05-20 18:19:58 | 日記
今日は気温24℃、初夏の陽気のなかでの活動となりました。ハス品種見本園の藻取り、下草刈り、修景池のボートの移動などを行いました。

今年初のハスの蕾が出ています! バケツに植えてある小三色蓮(しょうさんしょくれん)です。他にも喜上眉梢(きじょうびしょう)、紅領巾(こうりょうきん)に蕾が。

昨年最初に花芽をつけたのは淀姫(よどひめ)でした。下の写真は2023年7月29日に咲いた淀姫です。

そして2024年のハス見本園の開放日が決まりました! 
開放日は7月13日、14日、21日、28日の4日間。
開門時間は、午前6:00-10:00となります。
7月13日と14日は、花園ハス祭りのイベントとして観蓮会も行います。

ポスターができましたら、あらためて告知させていただきます。

ハスを美しく咲かせるには、一年を通じてお世話をする必要がありますが、特にこの時期の藻取りは重要です。ハス見本園には木陰がないので、このような下を向く作業は、すぐ背中が熱くなり汗ばんできます。

見本園では、花つきが良いハスを育てるために様々な工夫をこらしています。例えば、鶏糞と牛糞のどちらが肥料として合うのか。大賀ハスなどいくつかのハスで比較実験を行うことにしました。


ようやく紅黄蝶(べにきちょう)を植え替えることができました。時期が遅れましたが、ハスの植え替えは力作業であり、経験や知識も必要なので慣れた男性ボランティアを中心に行っています。


アメリカ原産の黄色いハス、バージニアの生育が芳しくありません。なんと水中に巻き葉が一枚あるだけです! 例年ですと、この時期には浮葉がマスに広がっています。

水中の暗い影がバージニアの葉です。元気がありません。


アブラムシが大量発生しています。ハスは養分を吸い取られて葉も茎も曲がってしまいます。薬品をまいて対処します。


大賀一郎博士の奥様である大賀歌子さんの「すみれ花壇」にマリーゴールドなどを植えました。ハス見本園のとなりにあります。


すみれ花壇で咲き終わったすみれたちは、近くに移植しました。


修景池では、大賀ハスの立葉が元気よく茂っています。ここ数年、池に日が当たるように周りを整備し、水草や藻を取り除いていた効果が出ています。


修景池のボートを少し山のほうに移動しました。池のまわりのアクセスが良くなりました。


修景池の壊れた橋です。修理して、大賀ハスを眺めながら池のまわりを散策できるようにする予定です。


修景池の奥ではコウホネが咲き始めています。


ロータリーの皇帝ダリアは、エリアを広げて支柱を増やしました。メキシコやグアテマラ原産の皇帝ダリアは、5メートルの高さに成長するので、今のうちに竹で支えをつくっておきます。

今日の報告は以上です。

(担当: れい)
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2024年5月11日の活動報告

2024-05-13 08:57:56 | 日記
今日は第二土曜ですが、先週はゴールデンウイーク最中だったのでお休みにして、活動日を一週ずらしました。臨時活動日なので、参加者が少なく、13,4名でした。今月はこれから毎土曜日に活動する予定です。

午前9時で気温22度。すっきりとした青空が広がっています。朝9時前のハス見本園の様子です。
今日はマスの中の藻とり、通路の草刈り、周辺の整備などを実施します。
思い思いのスタイルで、藻取りです。すでに立ち葉がたくさん出ている品種もありますね。


藻がびっしり生えているマスです。水中に光が差し込むように、藻を除去しますが、藻を掬い上げるとその中にヤゴが絡まっていることがあります。これから羽化するので、そっと水の中に戻します。

通路の芝草も伸びているので刈り取ります。


今日はトンボがたくさん飛んでいます。真っ赤なショウジョウトンボ、小さなイトトンボ、シオカラトンボ、オニヤンマ?など。シオカラトンボとオニヤンマ?は動きが早すぎて、とても撮れませんでした。イトトンボは頭が緑で尻尾が青で、とても綺麗です。


これは紅黄蝶のマスです。植え替える予定ですが、作業できる人とタイミングが合わずにまだ終わっていません。


ロータリー広場の外側にある、皇帝ダリアを植えてある道路際です。今年は株分けして、数たくさんの苗木を植え付けました。竹の棒が伸びている先の方までたくさん並べて植えました。初冬には皇帝ダリアの壁ができるでしょうか。


ハス見本園の奥の方には、スイレンとアサザのマスがあります。そこではもうすでに赤と白のスイレン、そして黄色のアサザの花が咲いていました。



今日の活動報告は以上です。
(担当: えむ)










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