2022年の最後の活動日です。天気は曇り。”今年一番の寒さ”という言葉が度々聞かれます。けさの気温もすでに一桁。風が弱いので思ったより寒さを感じないですみます。
枯葉はすっかり刈り取られて、さっぱりとしたハス見本園です。今日の作業は周りに残っている枯葉や落ち葉を集めて捨てること。さらに藻が繁殖している所も多いので、その藻を掬い取ります。
上はA列B列C列。下はD列E列です。
花壇に植えた花もしっかり根付いています。
果托をいままで利用していた場所から、別の温室に移動しました。今までの温室はガラスが割れたりして、かなり雨が吹き込むようになったのです。別の温室に果托を干すことができるように、竹の竿を通します。竹の竿を通すワイヤーをぶら下げようとしている所です。
実際に果托をぶら下げました。事務所に保管していた、出来上がった果托も運び込みました。この温室は天井がとても高く場所も広いのがお分かりいただけると思います。少しガラスが外れたりしている所もあるのですが、何とか上手に利用させていただこうと思います。
ハス見本園内の冬の様子をお伝えしましょう。ここは東京大学農学部付属緑地植物実験所だった頃、ツバキの見本園も一緒にありました。それでツバキの品種がたくさんあります。名札が下げてある樹もあります。ちょうど咲いているいくつかをご紹介します。
お茶の花のピントがボケました。下には去年の実が枯れてついています。
ソメイヨシノが正面に生えているロータリー広場の横には、皇帝ダリアがまだ咲いています。周りのシュロよりも背が高いです。
そしてその反対側の森の中。木々の葉が落ちて見通しが良くなると、毎年見られる素敵な色合いのモミジです。
これで今年の活動は終わりです。来年もハスの開花に向けて、レンコンの植え替えなど、大事な作業が続きます。ボランティアの皆さん、今年一年、お疲れさまでした。
今日の活動報告は以上です。
(担当: えむ)