瑞穂小学校の校庭には大賀ハスをはじめ、多くのハスを集めたコーナーがあります。お世話をするのは4年生ですが、なかでも植え付けは重要な作業です。今日は大賀ハスのふるさとの会のボランティアが生徒たちの植え付けのお手伝いをさせていただきました。
植え付けの前に、ハスはどのように一年を過ごしているのかについて学びます。美しい花を咲かせるためには、太陽と水と土の三つがそろっていて、夏までに栄養をいっぱい蓄える必要があることを知りました。
生徒たちは3人ずつのチームになって、12品種を植えつけます。容器に入った土と水を手で掻き混ぜる作業からはじまりです!
蓮根が無事に成長できるふわふわの泥づくり。荒木田という田んぼの土、畑の土、そして肥料を加えたミックスに、水を入れながら掻き混ぜる作業です。
子供たちは楽しそうに両手を泥だらけにしながら、ていねいに土の塊をほぐしていました。
容器の下まで手を入れて、さらに周りも均等にかき混ぜながら蓮根のための柔らかいベッドをつくりました。皆さん真剣です!
次はいよいよ植え付けです。S氏が蓮根の持ち方を指導します。大型のハスの蓮根は大きくて迫力があります。
蓮根は成長の先端である頂芽(ちょうが)が上向きにして、水平に泥の中に植え付けます。M氏が分かりやすく実演します。
左右にやさしくゆらしながら、蓮根を泥の中に沈めていきます。生徒たちは順番を決めて、蓮根を折らないように集中して作業にとりかかります。
このチームの蓮根は特に大きかったので、M氏が縁に沿って植えるようアドバイスします。
皆さんは初めての経験にもかかわらず、とても上手に植え付けていました。
すべての作業が順調に終わり、植え付け完了です。これから夏に向けて水を足したり、藻を取り除いたりハスのお世話を楽しくやっていただきたいと思います。泥だらけの手を洗って、4年生の皆さんは笑顔で教室に戻っていきました。お疲れさまでした!
写真を提供してくださったS女史、ありがとうございました。
報告は以上です。
(担当: れい)