2021年8月21日、ボランティアメンバーの活動日です。朝から日差しもあって、蒸し暑いです。準備体操も、なるべくテントの下を利用しました。
実は今日はハスの花がとてもたくさん咲いています。植え替えた大賀ハスもようやく立派に育って花をつけています。
後ろにスクッと立っている蕾も大賀ハスです。ここはB2列の3つ並んだ大賀ハスのマスですが、もう一つの区画、B1-15の大賀ハスも花を咲かせていました。下の写真です。ここでも蕾がみられました。
今日は第2回「花ハス研修会」が実施されました。前回参加できなかった方々が、まだ掲示してあるパネルをじっくり見たりして勉強しました。
その前に、ハスの大きさ比べが行われました。
葉っぱの一番背が高いもの:
=A列の真如蓮=143センチメートル
=桶植えの錦蕊蓮=155センチメートル
葉っぱの直径が大きいもの:(下の写真には“浮き葉”となっていますが、立葉の間違いです)
=A列の浄台蓮=直径63センチメートル
本当に大きいです。雨傘の代わりになるぐらい。切り取ってしばらく置いておいたら、すぐにしなびてきてしまいました。
前回研修会に参加した人は、種取りを実施。その他、浮草取りや通路の刈草の始末をしました。
花が終わって果托になったものから、熟した種がマスにこぼれ落ちる前に種を取り出しておきます。種がマスにこぼれ落ちると、そこから芽が出てレンコンができても、どのハスと交配したものかがわかりません。ハスの系統保存のために、なるべく種を落とさないようにしています。
これはA2-4なので、真如蓮ですね。葉っぱも大きく育ちましたから、種もずいぶん大きいです。どのマスの何という品種かを書いたメモを、種と一緒にキッチンの排水口受け用ネットに入れておきます。ビニール袋だと、湿気を帯びて種がカビてしまいます。
たくさん種が取れました。
それでは今日見られたハスをご紹介しましょう。
舞妃蓮です。相変わらず優雅な姿を見せています。
大酒錦です。花弁の紅色の斑の入り方が、表と裏で違っているのがよくわかります。
西遊田蓮です。逆光に透けて見えています。
真如蓮です。大型品種です。
白万々です。
天昇です。
こちらからは、D列E列の小型のハスが続きます。
碧血丹心です。
暁色雲開です。
天高雲淡です。後ろに見えているピンクの花は、上の写真の暁色雲開です。
バージニア蓮が黄色い花を咲かせていました。
琴台歌手です。
艶陽天です。
漢蓮です。
天嬌です。
今日はこの細碗碧蓮が花盛りでした。小型の花ですが、開花時には花弁の先がほんのりピンクで、外側の花弁が緑色がかっています。このピンク色は日がたつとあせてしまいます。
2枚の写真で、撮影した時間が違います。上は8時49分、下は10時13分です。手前の2本と奥の一本、いずれも今日開花したと思われますが、下の写真の方が、明らかに花が閉じていますね。ハスの花は開花1日目では10時になると閉じてしまうと言いますが、本当ですね。
ハスには遅咲き品種もあるので、9月に入ってから咲く場合もあります。次回の活動日が楽しみですね。
今日の報告は以上です。
(担当: えむ)