今日の作業で大変だったのが、ロータリーのそばに咲く一葉(いちよう)という桜に支柱を立てることでした。
この桜は昨年秋ごろに傾いてしまって、今にも倒れそうでした。2020年10月3日のブログの最後のほうでご報告したとおりです。この桜には近寄らないようにロープを張っていました。 一葉さん、今日までがんばってきました。
クレーンを使って反対側から引っ張ることによって、木を垂直に戻そうとも考えましたが、地中の根が切れて地表に盛り上がっているので無理だろうとあきらめた経緯があります。
そこで、近くにあったイチョウの倒木を支柱として使ってはどうかと、南先生を中心にユンボを使った作業開始です。イチョウの倒木を一葉のそばまで運びます。
まずは、傾いた一葉の枝の下に入るよう、支柱の形と長さを電動ノコギリで調節しました。
支柱の長さの確認です。これが長すぎても短すぎても後で厄介です。
支柱の場所を決め、南先生がユンボで支柱のための穴を掘ります。
同じく南先生のクレーン車を使って、掘った穴に支柱を慎重に移動します。
支柱を穴にゆっくりと下ろします。
ちょうど良い位置に支柱を収めるのに何度かやり直しました。
クレーンで一葉の枝を傷つけないよう微調整がつづきます。
やっとぴったりの位置に収めることができました。ここなら支柱としての役目を果たしてくれそうです。
作業に関わった皆様、お疲れ様でした。一葉もホッとしていることでしょう。ピンク色の八重の花が咲いたらまた報告します!
つづいては、近くの林で昨年に倒れた大木を移動しました。朽ちていて、ボロボロに崩れてしまいます。
すると、朽ちた木片から大量のカブトムシの幼虫が出てきました!
居合わせたボランティア一同、少年少女に戻って興奮気味。ぷっくりとしていて可愛らしいです。森が豊かな証拠ですね。
ロータリーの植木の足元の草刈りも行いました。
そのロータリーから見える杉の木は間もなく花粉を放出しそうな色をしていました。
森ではマンサクが咲いています。花の間から陽が透けてきれいでした。
報告は以上です。
(担当: れい)