チョコレートサラミ

先月の中旬に刊行されたばかりの新刊の紹介です。

「スプーンは知っている」　　新藤悦子

　　　　　

「手作り小路」というお店屋さんが並ぶ袋小路。
そこのカード屋さんの娘かなめちゃん、小学3年生が主人公です。

「手作り小路」にある「カフェ・ビーンズ」の店主豆吉おじいさん。
妻を亡くして、めっきり元気をなくしてしまっている。

そんな豆吉じいじを励まそうと、お菓子作りを始めるかなめちゃん。

そのお菓子というのが「チョコレートサラミ」なのです。
気になりますよね？！　ギョエ～！サラミ～？？　チョコなのに？？

これが意外と美味しそうなのです（笑）

　　　　　

巻末にはレシピも載ってます。

思い出のつまった美味しいお菓子と美味しいコーヒー。
ほっと心温まる楽しい児童書でした。

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