本とパンのあるくらし

おいしいパンと大好きな本があれば幸せ。
そんな私が綴る日々の暮らし。
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人生最後のご馳走

2015年11月16日 | 小説
人生の終わりに、いったい何を食べようか。
この本を読んだ後、自分なら…と考えた、その本とは…。

「人生最後のご馳走」 青山ゆみこ

     

ホスピス病院のリクエスト食にまつわるノンフィクション。

週に一度、患者さんひとりひとりが好きなメニューをリクエストするという「リクエスト食」
その食事の内容が、とても病院食とは思えないものなんです。

     

ある患者さんからのリクエストは「お好み焼き」おいしそう~!

末期がん患者と彼らを支える家族や医師、スタッフの物語。
…というと、ちょっと読むの辛いかなと思ったのですが、違いました。

美味しい食事で元気と食欲がわいてきて、前向きな気持ちになっていく患者さんが素晴らしい。
患者さんを○○病とひとくくりにしないで、「個」としてみてくれる病院側の姿勢が素晴らしい。

 

すき焼き、ステーキ、天ぷら、ピザなんてのもあるんですよ。

美味しい食事を楽しくとることって、こんなにも人を前向きな気持ちにさせるんだなあ。
心がじんわり温かくなる素敵な本でした。

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