足の速い男の子ゴースト

暑さボケか、昨日ブログで紹介した小説「スタンダップダブル！」、前にもう記載済みでした。
今朝気付いて、あわてて削除。

気を取り直し、最近読んでよかった児童書を紹介します。

「ゴースト」　ジェイソン・レノルズ 作／ないとうふみこ 訳　小峰書店

スラム街に母親と二人で暮らすキャスことゴースト。
ギネス記録を読みながら、ヒマワリの種を食べるのが好きなお気楽少年。

でも、彼は父親とのことでトラウマを抱えていた。

　　　　

走るのだけはめっぽう速いゴースト。
ひょんなことから入った陸上チームでの日々が彼を変えていく。

お調子者だけど、根は真面目で優しいゴースト。
働き者で優しい母ちゃん。
ゴーストを導いてくれる陸上の監督。
雑貨屋のひょうきんな主人チャールズさん。

登場人物が生き生きと描かれいて、魅力的です。

けっこう深刻なことを抱えながらも、重苦しくなく軽快に書かれている物語。
走ることの魅力に気付き、自分の弱さにも気付きのりこえていくゴーストがいい。

　
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