’あらた おん’のHPはこちら。
5月は、怒濤のHP作業で幕を開けましたが、ちょっと、落ち着いてきました。
(Special thanks !
ちばちゃん!)たくさんの感想を送って頂き、ありがとうございました。
意外な写真に人気があったりして、ビックリ。聞いてみないと分からないもんですねー。
さて今週は、写真のズレ(ズレてたんです~。)を直して、ほんのちょっこっと
だけ、写真を増やしました。このように、隠密同心心得の状。「ご下命、影にて。
死して屍、拾う者なし。」よろしく、補修工事をして参る所存でございます。
('隠密同心'がわかる貴方、かなりの時代劇通です。池波正太郎さん推薦の店で、
今度、一緒にゴハンしましょう!)
では、ここから今日の本題に入ります。(いつものように、前置きが長いです!)
”シュクル”という言葉をご存じですか?フランス語で”砂糖”を意味する言葉
です。洋菓子の世界では、飴細工のことも、”シュクル”と言います。砂糖を煮詰
めたシロップを使う細工の総称で、花やリボン、動物や果物など、独特のつやと
輝きが美しい細工菓子です。(食べようと思えば食べられますが、砂糖+食用色素
なので、甘いだけです。残念っ!)
見た目が美しい上に、持って1日(乾燥剤で密封しないと。)の儚さに惹かれて、
この技術を習得したいと思い、2年前
エコールクリオロの門を叩きました。
しかしこれが難しいの何のって。
授業中は指がつり、授業後は、目は充血。偏頭痛。呼吸するの忘れて、酸素不足。
両手の指はマメだらけ・・・の悲惨な有様で、1年。卒業まで漕ぎ着けることが
出来たのは、正に奇跡でした。
さて、この細工には、飴ランプという道具を使います。簡単に言うと、飴生地を
暖めておく、オコタのようなものでしょうか。(なんか、イメージ違う?)
このランプ、先日、パティシエールのMちゃんのもとへ、旅立ってゆきました。
Mちゃんはクリオロで机を並べた(正確には、同じテーブルでランプを並べた。)
クラスメートで、現在、超一流店で、お菓子を作っています。
いや、確かに、今の私にシュクルを極める時間はなく、本当にやらなければならな
いことが山積していることは、重々、わかってはいるんですよ。。ランプだって、
使って欲しいに決まってるし。別に、お菓子が作れなくなる訳じゃなし、これから
も、作っていけば良いんですけど。何だか、急にお菓子作りから離れてしまった
気がして、寂しくなってしまいました。(無意味にセンチメンタル。)
”さよなら、飴ランプ。”達者でね。Mちゃんのところで、輝くようなリボンを
生み出してね。などと、1日だけ感傷に浸ってみたのですが。頭を切り換えてー、
飴細工を美しく撮影するライティングを編み出す事にしました!乙女ぶってみても
ねえ~。無理がありますね!(笑)
全国の飴を操る、シェフの方々。作品ができたら、ご連絡下さい。
きれいに撮影致します。
でもいつか、時間に余裕ができたら、また、飴を引いてみたいです。卒業制作は、
デカすぎて、ケースにも入らなかったので、機会があったら、ブーケを作ってみた
いなぁ。その時は、Mちゃん。お宅に押しかけると思いますが、よろしくお願い
いたします。(なにげに、迷惑なのかもしれない。。。)
☆今日の写真は、参考までに、飴細工ってどんなもの?かを、ご紹介致します。
上:私の作ったふき飴(空気をポンプで入れて膨らます。)のバナナとモモ。
下:サントス先生の作った引き飴(飴生地をランプの下で引く。)のバラ。
(先生のバラ、綺麗です~。)
昨日の母の日は、エコールクリオロでケーキを購入しました。そのケーキに飴細工
のバラがデコレーションされていました。母大喜びです!皆様は、何かプレゼント
されましたか?