☆ 知新 温 (Arata On) ☆ のお菓子だぁ~い好き!

食空間カメラマン 知新 温 (あらた おん)の日々是修行←話題脱線中
◆ 最近、不定期更新になってます!(詫) ◆

【 オピニオンリーダーが語る 「厨房談義」 第23回 】

【オピニオンリーダーが語る「厨房談義」第23回】
2016年1月25日開催、東京ガス様 業務用厨房ショールーム
『「BO!セミナー」料理撮影セミナー 』
~美味しそう!の先へ、魅力を表現する料理写真講座~
の様子を掲載して頂いております!
作例写真も合わせて掲載しておりますので、お時間のある際にご覧下さいませ。

あなたの個性は、何ですか?

2006年06月19日 | カメラマンになるまで。

’あらた おん’のHPはこちら。

と聞かれて、「私の写真には、個性は必要ありません。」と答えました。
3ヶ月前のことです。それからず~と、その事について考えてたんですが。
もし今、同じ質問をされても、やはり私は、同じ答えを口にするでしょう。


 
ここでいう個性とは、自分の撮影スタイルをどう確立してゆくか?という意味。
一見して、これは○○さんの技法だ!と分かる写真てありますよね。写真家が
独自に編み出したその人だけの世界。それは過程も含めて、素晴らしい事です。
写真に、芸術的な意味を見い出すためには、必要不可欠なことかもしれません。

でも、 料理撮影 に対する、私のスタンスは、少し違っています。

料理は、作り手からのメッセージだと思えるんです。決して表に現れませんが、
そこに、積み重ねられた料理人の努力と知識も込められています。カメラマンは、
それを丁寧に預かって、人に伝える仕事の一端を担っているような気がします。

大切なのは、料理をいかに美味しそうに、その場のコンセプトに相応しく撮るか。
そのために、ライティング、機材、スタイリングなど、あらゆる可能性を現場で、
話し合いながら探っていくのは、ものすごく楽しい作業だと思えてなりません。
ですから、私にとって自分のスタイルに拘る事は、あまり重要ではないのです。

たくさんのカメラマンの中から、私を選んで下さった気持ちに応えられるように、
どんな状況でも撮影できるように、自分の引き出しを増やしたいと思います。
”人はそれをオタクと呼ぶんだぜ!”状態で(本当に呼ばれましたっ。)、
これからも、ずっとオタクで行きます!(え~い、もうそれで良いっすよ。

追伸:ちばちゃんメグさん、Hさん、Wさん、Nくん、3ヶ月間楽しかったです
  ありがとう!三谷先生、ありがとうございました。林オーナー、二つ返事で
  4×5を貸し出して頂き、感謝申し上げます。皆様、又、お会いしましょう。

☆今日の写真は、庭のイチゴが実を付けたので、それで作ったタルトです。
イチゴの季節も終わりですねー。何も手入れをしないのですが、季節遅れで小さい
実を付けるんですよね(謎)。トカゲなども出没する所を見ると、土地が肥えてい
るのかもしれません。カエル、踏みそうになりました。(恐怖~~~。)