新しい年の幕開け
。皆様、新たなスタートを切られたと存じます。
私は、新年2日から始動致しまして。早くもヘロヘロな有り様でーす。
さて、皆様におかれましては、たくさんのコメントや年賀状をお送り頂き、
まことにありがとうございました
。 私から年賀状の返事が届かないっ!
という方が、もしいらっしゃいましたら、メールでお知らせ下さいませ
。

それでは、昨年から持ち越しておりました 【フィルム出来ますか?(3)】 。
いっくら何でもー、今日で話の片を付けねばっ!サクサク参りたいと思います。
《 前回までのお話 》
デジタル化の波にのまれる写真界。周囲の反対を押し切り、大判を初めとする
銀塩写真を極める修行の旅へ。立ちふさがる様々な関門に、周囲から救いの手
が差し伸べられたのであったのだが・・・
第三の関門 : 『 神経細胞が繋がっていかないのですけど・・・。の巻 』
ワールドワイドに、公言したくはなかったんですけども。どうやら、私。自分で
考えていたより、脳の神経細胞の情報処理速度が、遅いみたいです!(泣)
(↑ぶっちゃけて言いますと、頭が悪かったと。くー、致命的です。こればかりは如何ともし難い。)
(一例) カラーネガプリント暗室での、とある日の会話。
「どうして、プリントの秒数を伸ばしたの?」
「あの、その、それはですね・・・。つまり適当です。」
「適当って!?何か訳があったから、秒数を増やしたんでしょ?」
「すみません!ごめんなさーい!何にも考えていませんでしたぁ!」
「それじゃあ、いつまで経ってもプリントが仕上がらないでしょー!!!」
↑私。ふざけすぎです。まさに、いい加減の見本のようでありました・・・。
しかし、このブチギレられてもしょうがない様な状況で、暗室の方が言った一言。
「いいですか?物事には、全て理由があるのだから。」(←いい方ですぅ
。)
衝撃を受ける私。この言葉が、頭の中で何度もリフレインするようになりまして。
この際、理解に時間がかかるのはしょうがない。と、腹をくくってみましたぁ。
心を入れ替えたからでしょうか?ここで、周囲に誰もいないと思われた銀塩砂漠。
どこから現れたんですか?プリンターさん、フィルムメーカーさん、レンズ開発の
方、印画紙メーカーさん、中古カメラ店さんから、救いの手が差しのべられます。
混光によって作りだされた色を、正確に読むとは?フィルムの構造とは?レンズの
性能が一番生かせる絞りとは?印画紙の階調とは?ピントを多面体で捉えるには?
解読まで、時間がかかると覚悟した疑問に、有効な助言を与えて下さいました。
写真界は、写真家だけではない、機材や感光剤その他の道具を研究し、開発して
来られた多くの方に支えられて、今に至っている。この先、学んだ技術が何一つ
使えなかったとしても、それが分かっただけで、無駄ではなかったのだ!と、一人
感傷に浸っておりましたら(←自己陶酔って言うんですか?)、クライアントさんが仰いました。
『 知新さん、フィルム出来ますか? ポジでお願いしたいのですが。 』
うわーん。間に合ったんですよぉ
。フィルムが無くなってしまうその前に、仕事で
描写力に優れたレンズを使用できるなんて。本当に今だけのことかもしれません。
露出を切りつめるポジ、プリント入稿の出来るネガ。デジタルと並行して写真の
奥深さを体現できるなんて、夢みたいです。よかったぁ!
さて、前々回の記事で長文のコメントを下さった、たくみさん!
デジタル全盛の写真界、現状認識は当たらずとも遠からずですが、一面的です。
写真に限らず、仕事は人が行うものです。人の数だけ違う価値観があるはずです。
そしてそれは、自ら踏み込んで捜さないと見つけられないように思います。
銀塩で作品制作に打ち込んでいる写真家さんも多く、デジタルで新しい可能性を
模索している作家さんもまた然りです。本当に大切なことは、言葉ではなく、写真
が自ずと語り始めるような作品を制作する事です。手段や過程は、現状に左右され
ることなく、自分で選択してこそ、作品に命を吹き込めるのではないでしょうか?
巷にあふれるマニュアル本が、「人生成功の秘訣」を競うように謳っていますが、
刻々と姿を変える環境に、自分がどう対処するのか、その答えはそれぞれの人の
中にあると思います。整理整頓が出来る方や、心の美しい方が、必ずしも社会の
成功者ではありませんしね。(笑)
最後の一人になっても、銀塩カメラの不思議を探しに行こうと決めた時、不安が
なかった訳ではありません。しかし、私が困難に遭遇するたび、助力して下さった
多くの人々がいた。それが自分なりの損得勘定で言えば、最高の得でありました。
この先も、何の保証もない道を選択して歩む訳ですが。挫折があっても傷ついた
事などないような態度で、ベストを尽くしながら進む。それが、受けた恩に対する
唯一の感謝の伝え方だと信じます。年頭に当たり、このことを改めて思いおこし
ながら、新年の抱負に代えさせて頂きましょう!(←話の流れでこうなってしまったぁ!)
たくみさん、当ブログにコメントを下さりありがとうございました。
この先の写真界で、作品を通してお目にかかりましょう!私も、恥ずかしくない
作品が生み出せるよう、努力したいと思います。
今日の写真は、今年の年賀状です。毎年、被写体を作って撮影してますが、
なぜか和紙人形の評判が良いのです!大きさは、ほぼ等倍で撮影しているので、
目打ちとの闘いになりまして、正直、大変といえば大変です。けど。クラフト中毒
とでも申しましょうか・・・。(←だ ・ か ・ ら、元日に間に合わないんですよー。言い訳です。詫)
あっ、家庭用の室内照明蛍光灯に、写真電球を組み合わせて撮影しています。
ストロボを組むのが、めんどくさかっただけなんですけど、蛍光灯は使えますよっ!

私は、新年2日から始動致しまして。早くもヘロヘロな有り様でーす。
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さて、皆様におかれましては、たくさんのコメントや年賀状をお送り頂き、
まことにありがとうございました

という方が、もしいらっしゃいましたら、メールでお知らせ下さいませ
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それでは、昨年から持ち越しておりました 【フィルム出来ますか?(3)】 。
いっくら何でもー、今日で話の片を付けねばっ!サクサク参りたいと思います。
《 前回までのお話 》
デジタル化の波にのまれる写真界。周囲の反対を押し切り、大判を初めとする
銀塩写真を極める修行の旅へ。立ちふさがる様々な関門に、周囲から救いの手
が差し伸べられたのであったのだが・・・

第三の関門 : 『 神経細胞が繋がっていかないのですけど・・・。の巻 』
ワールドワイドに、公言したくはなかったんですけども。どうやら、私。自分で
考えていたより、脳の神経細胞の情報処理速度が、遅いみたいです!(泣)
(↑ぶっちゃけて言いますと、頭が悪かったと。くー、致命的です。こればかりは如何ともし難い。)
(一例) カラーネガプリント暗室での、とある日の会話。
「どうして、プリントの秒数を伸ばしたの?」
「あの、その、それはですね・・・。つまり適当です。」
「適当って!?何か訳があったから、秒数を増やしたんでしょ?」
「すみません!ごめんなさーい!何にも考えていませんでしたぁ!」
「それじゃあ、いつまで経ってもプリントが仕上がらないでしょー!!!」
↑私。ふざけすぎです。まさに、いい加減の見本のようでありました・・・。
しかし、このブチギレられてもしょうがない様な状況で、暗室の方が言った一言。
「いいですか?物事には、全て理由があるのだから。」(←いい方ですぅ
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衝撃を受ける私。この言葉が、頭の中で何度もリフレインするようになりまして。
この際、理解に時間がかかるのはしょうがない。と、腹をくくってみましたぁ。
心を入れ替えたからでしょうか?ここで、周囲に誰もいないと思われた銀塩砂漠。
どこから現れたんですか?プリンターさん、フィルムメーカーさん、レンズ開発の
方、印画紙メーカーさん、中古カメラ店さんから、救いの手が差しのべられます。
混光によって作りだされた色を、正確に読むとは?フィルムの構造とは?レンズの
性能が一番生かせる絞りとは?印画紙の階調とは?ピントを多面体で捉えるには?
解読まで、時間がかかると覚悟した疑問に、有効な助言を与えて下さいました。
写真界は、写真家だけではない、機材や感光剤その他の道具を研究し、開発して
来られた多くの方に支えられて、今に至っている。この先、学んだ技術が何一つ
使えなかったとしても、それが分かっただけで、無駄ではなかったのだ!と、一人
感傷に浸っておりましたら(←自己陶酔って言うんですか?)、クライアントさんが仰いました。
『 知新さん、フィルム出来ますか? ポジでお願いしたいのですが。 』
うわーん。間に合ったんですよぉ

描写力に優れたレンズを使用できるなんて。本当に今だけのことかもしれません。
露出を切りつめるポジ、プリント入稿の出来るネガ。デジタルと並行して写真の
奥深さを体現できるなんて、夢みたいです。よかったぁ!
さて、前々回の記事で長文のコメントを下さった、たくみさん!
デジタル全盛の写真界、現状認識は当たらずとも遠からずですが、一面的です。
写真に限らず、仕事は人が行うものです。人の数だけ違う価値観があるはずです。
そしてそれは、自ら踏み込んで捜さないと見つけられないように思います。
銀塩で作品制作に打ち込んでいる写真家さんも多く、デジタルで新しい可能性を
模索している作家さんもまた然りです。本当に大切なことは、言葉ではなく、写真
が自ずと語り始めるような作品を制作する事です。手段や過程は、現状に左右され
ることなく、自分で選択してこそ、作品に命を吹き込めるのではないでしょうか?
巷にあふれるマニュアル本が、「人生成功の秘訣」を競うように謳っていますが、
刻々と姿を変える環境に、自分がどう対処するのか、その答えはそれぞれの人の
中にあると思います。整理整頓が出来る方や、心の美しい方が、必ずしも社会の
成功者ではありませんしね。(笑)
最後の一人になっても、銀塩カメラの不思議を探しに行こうと決めた時、不安が
なかった訳ではありません。しかし、私が困難に遭遇するたび、助力して下さった
多くの人々がいた。それが自分なりの損得勘定で言えば、最高の得でありました。
この先も、何の保証もない道を選択して歩む訳ですが。挫折があっても傷ついた
事などないような態度で、ベストを尽くしながら進む。それが、受けた恩に対する
唯一の感謝の伝え方だと信じます。年頭に当たり、このことを改めて思いおこし
ながら、新年の抱負に代えさせて頂きましょう!(←話の流れでこうなってしまったぁ!)
たくみさん、当ブログにコメントを下さりありがとうございました。

この先の写真界で、作品を通してお目にかかりましょう!私も、恥ずかしくない
作品が生み出せるよう、努力したいと思います。

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なぜか和紙人形の評判が良いのです!大きさは、ほぼ等倍で撮影しているので、
目打ちとの闘いになりまして、正直、大変といえば大変です。けど。クラフト中毒
とでも申しましょうか・・・。(←だ ・ か ・ ら、元日に間に合わないんですよー。言い訳です。詫)
あっ、家庭用の室内照明蛍光灯に、写真電球を組み合わせて撮影しています。
ストロボを組むのが、めんどくさかっただけなんですけど、蛍光灯は使えますよっ!
こちらこそ、ブログへのご挨拶がずーーーいぶん遅くなってしまいまして恐縮でございます(汗)
今更ですが、おめでとうございます。
本年も、強い刺激を頂きに参りますので、宜しくご指導くださりましね☆
とるてん様の年賀状、もうなんとも新年早々最高に強い刺激でございました。
クラフトの技術、構成、写真、構成、惚れてしまいましたわ。
和のクラフトは独学でしょうか?
要するに新年早々、泣き言ってんじゃねー!と言いたいわけやね?
深夜に、真冬に熱いぞ温ちゃん!
泣きそうになったオレって純真?
今、フィルムでお仕事の依頼があるって技術のある方だけだと思います。
鳥肌立ちました。今晩は寝られそうにないです。
夜は寝ましょう!(←人のこと言えません!)
>shinriさん
何を仰いますやら。こちらこそ、ブログの再開が遅れまして
申し訳なくぅ・・・。
毎年、バラエティーに富んだ年賀状が届いて面白いのですけど、
その中でも、shinriさんの「山に登った者にしか遭遇できんのじゃけ!」(←なぜに、広島弁?)
といった年賀状は、美しく、うれしい年明けになりました。
和紙を使ったクラフトは、本屋さんで立ち読みしたり、こちょこちょ紙を折ったり、
独学と言えなくもないですが。時間のある時は、クラフト作家さんのWS
に顔を出したりして、名人芸を伝授して頂いてます。
和物は、ガラと色の合わせ方が独特で、とても勉強になります。
(↑一つ間違えると、野暮ったくなるので。そのスリルが好きです!)
今年、高地(標高2900M)での撮影が決まりそうなので、今から戦々恐々。
先生!高地トレーニングはどうやったらいいのでしょうか?(切実です。)
一言で要約してんですか?
え、熱い?そうですか?やだな、読み返して暑苦しかったら、恥ずかしいな。
このままにしておこう。
純真かどうかは、びみょー。
初めまして。コメント下さり、ありがとうございました!
夜遅く、長文を読んで頂き恐縮でございます。
寝不足は美容の大敵。今日は、ゆっくり寝て下さい!
私のリクエストに応えてくださってありがとうございました
すごいすてき!すてきすぎます!
こういうのを拝見すると、やっぱりプロなんだっておもいます。
えっと、いままでのとるてんさんのお写真がプロらしくないって意味ではないです
お人形まで手作りって、一体どうなってるんですか
いくつもの技で、これからもその才能を発揮されますよう。
応援しております。
あんた、バカなんじゃないの?
長らくお待たせしまして、申し訳ございませんでした。
今年の年賀状は、こんな感じです。
毎年、年末まで取りかからないくせに、押し迫ってくると、
大掃除からの逃避で(←家の者には内緒です。。。)
ついつい、クラフト作りに手が…。
写真のUPを待っていてくださって、ありがとうございました。
これからもがんばります!(←年賀状だけでなく!?)
なんと申しましょうか。
今、フィルムを使う意味は、選択した私と、ご依頼くださった方が
分かっていればいいのではないでしょうか?