大川原有重 春夏秋冬

人は泣きながら生まれ幸せになる為に人間関係の修行をする。様々な思い出、経験、感動をスーツケースに入れ旅立つんだね

美人のこと

2009-06-27 07:00:00 | 日記
 私の母の一番下の妹は、東京でミスコンテストがはじまったばかりの頃、準ミスになったことがある.いわゆる美人である。
最近の女性は、整形、つまり人工的に顔をいじり、身体も色々変形させるのが流行しているみたいですが昔はそんなに美容整形もはやっていないし化粧もそれほどしたくてもできない時代だったと思います。私の叔母は自分からミスコンテストに応募したわけではなく彼女の友達が勝手にポートレートをミスコンテストの主催者に送って否応なくミスコンテスト出場となったそうです。私が大学生の頃駅で待ち合わせをすると大抵の男の人たちが注目し、熱い視線を感じました。私は鈍感で田舎者でしたからその頃は深く考えもしなかったんですけどね。とにかくうちの叔母は男にもてた。皇族のNさんやお医者さん、イケメン年下男、東大出の某有名ライター、その他、、いまでも覚えていますけどオレンジ色のスポーツカーに乗って東京からボーイフレンドと一緒に福島の山奥にある叔母の実家まで来て、よくわかりませんけどボーイフレンドはその乗ってきたスポーツカーを叔母の甥にその場でプレゼントし、ボーイフレンドと叔母は東京まで帰ってしまうという珍事もありました。叔母は気位がものすごく高く、プライドも相当なもんです。女優でいうと誰ですかねぇ。お人形さんのような感じでとにかく愛くるしかったです。いつも派手な衣装できらびやかだったと思います。今も健在でもちろん独身ですけど、僕は身内ですからはっきり言いますけど好きじゃない、波長があわない。(欲も深い)叔母の部屋に行くと、家財道具は全て、一切合切男の貢ぎ物、自分で購入したものが一つもない、それには驚きました。ちやほやされて、勘違いしつづけていた女性だと思います。
 
 私も美人は好きですけど、叔母のことを考えるとやっぱし心が綺麗で性格のいい、取り繕わない女性がいいなぁとつくづく思います。私の身内にある種ためになる女性の見本というか『鏡』があるようで自戒しなきゃと思う今日この頃です。(笑)