大川原有重 春夏秋冬

人は泣きながら生まれ幸せになる為に人間関係の修行をする。様々な思い出、経験、感動をスーツケースに入れ旅立つんだね

私とタオ 美のエナジー

2010-06-09 16:02:32 | 美術
 つい昨日まで、丸の内丸善のギャラリーで私が尊敬する加島祥造先生の展覧会が行われていました。浦上玉堂の文人画を彷彿させる素晴らしい展覧会でした。加島先生の心優しい気持ちが画面一杯にほとばしっていてとても好感がもてました。加島先生のタオの解釈はわかりやすくて、とても素敵です。
 人と人との出会いは偶然はないな、としみじみ思うのです。天の采配で必要な時に必要な人と奇蹟の出会いがあるのではないでしょうか。大中寺の下山光悦さんと出会い、加島祥造先生を紹介していただき、そこから金澤翔子さんに繋がってゆく縁のありがたさをしみじみ思います。感謝の気持ちで一杯です。

  

金澤泰子さん、翔子さん、加島先生          金澤翔子さんと加島先生     

 
加島祥造 墨彩画個展
私とタオ  美のエナジー

丸の内本店4Fギャラリー
2010年6月2日(水)~6月8日(火)
9:00~21:00(※最終日は17:00閉場)

Taoの人

2010-06-09 12:30:00 | 日記
Taoの人は真直
だが他の人の
曲ったのを直さない
よく光るもの
だが他の人を
まぶしがらせない

これは、「自然でいる」とはどういうことかを教えてくれている言葉だと思う。「自然でいる」というのは、自分がまっすぐ伸びていても他のひとに自分のようにせよとは言わない。ひとよりも頭のよい自分かもしれぬが、その輝きを他人に見せびらかさない。そのようにしていると周りのひとびとは親しみを感じて近寄ってくる。そのほうが、ひとに尊敬の心を起こさせるのだよ。『老子』第五十八章より

加島祥造