金澤翔子さんのお母さんがギャラリーに遊びに来てくださる。約7時間一緒に過ごす。ランチは楸オイスターでカレーを食べて、近所の喫茶店でブラジルコーヒーを飲む。その後デルレイのアイスクリームをスタッフも交え三人でいただき、コーヒーをもう一杯飲む。寺山修司さんや竹内健さんのお話やアラハバキのお話で盛り上がった。また一条真也さんと翔子さんとのツーショットの写真を紹介したりして楽しい時間を過ごした。天使の正体という本を書かれた経緯を金澤泰子さんから直接伺えてとても参考になることが多い。金澤さんの交友関係の広さとハイレベルな知性に呆然とする。天使の正体は文体のみずみずしさと不条理な心理を鮮やかに浮かび上がらせていて鮮烈な本。一般書店でなかなか入手困難。7時間があっという間に過ぎてしまった。貴重なお話を伺えて嬉しく思うと同時に重要な案件を率直に意見交換出来、とても感謝しています。
千古不滅の名声は、小さな種子よりも成長が遅いカシの木のようなものである。成長の早い一年草、また虚偽の雑草にも似て、俗な名声は芽を出すことも早いが、根こそぎにされるのも早いものである。
ショウペンハウエル
ショウペンハウエル