今日は朝一番に千葉市立美術館の『伊藤若冲 アナザーワールド』に出掛けてきました。この展覧会は静岡県立美術館で五月に拝見したのですが、どうしても気になってもう一度見てみたいと思い、千葉まで少し欲張って足を伸ばしてみました。率直な感想を述べます。静岡の方が断然良かった!静岡とは比較にならないくらい千葉の展示内容は博物館的な感じがして、コンセプトがまるで標本室にいるような感じがしました。ちょっとミスマッチな展示空間になっていて静岡と千葉の落差を感じました。いずれにしても伊藤若冲と言う江戸期の奇才のアートワールドの純粋な芸術価値は、損なわれないとは思いますけど。
像と鯨図屏風 伊藤若冲筆 寛政七年 (1795)を今日拝見できたことはとても嬉しく思っています。図録を買い求めたのですが、この図録は内容がとても緻密に作られていて、特に印章一覧がほぼパーフェクトな出来だと僕は思っています。
定価二千円の図録ですけど、とてもボリュームがあっていい図録だと思います。
美術館の巡回展について今回認識をあらためなければいけないな、と痛感しています。同じテーマで巡回しても、展覧会の構成が全く違う様相を示すいい見本として若冲展は驚きです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/c9/51abbb5969d6ca8a1a510167c06ef93a.png)
像と鯨図屏風 伊藤若冲筆 寛政七年 (1795)
像と鯨図屏風 伊藤若冲筆 寛政七年 (1795)を今日拝見できたことはとても嬉しく思っています。図録を買い求めたのですが、この図録は内容がとても緻密に作られていて、特に印章一覧がほぼパーフェクトな出来だと僕は思っています。
定価二千円の図録ですけど、とてもボリュームがあっていい図録だと思います。
美術館の巡回展について今回認識をあらためなければいけないな、と痛感しています。同じテーマで巡回しても、展覧会の構成が全く違う様相を示すいい見本として若冲展は驚きです。
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像と鯨図屏風 伊藤若冲筆 寛政七年 (1795)