僕は、何かを得たら何かを失わなければならない、といつも心の中で思っています。一つのものを得たら一つ失うのは、無常の世の中で当たり前のことだと思います。また、いつも選択の連続を繰り返してきました。人との接し方においても正直に親切に応対して生きてきたという自負はあります。どんな方でも対等に接客してきたし、余程のことがない限り愛情を込めて対応し、努めて来ました。桜井章一さんは、気づいたら即行動するということが、ついている人生を生きられる、と持論を展開しているのですが、本当だと思いますね。
大事なのは「選択の結果」ではなく、むしろ、「選択の基準」です。(桜井章一)
お金や地位や名誉とか、そんなつまらないことを基準にするのではなくて「本当の自分がまっとうに生きる」ということを基準にして、いいと感じた方を迷わないで選択するという決断の積み重ねが、確実に強い人間にしていくのかもしれませんね。
「本当の自分がまっとうに生きる」いい言葉だな、としみじみ思う今日この頃です。