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家系図 アプリで継承 「ガジュモ」4カ国語に対応

2018-03-18 20:13:05 | ニュース

家系図ウェブアプリGajumoをサービス開始したGajumoの玉元三奈美代表=15日、那覇市天久の琉球新報社

家系図制作を手掛けるGajumo(玉元三奈美代表)は16日までに、個人史や祖先の墓の場所を書き込み、写真の管理などをする家系図ウェブアプリGajumo(ガジュモ)のサービスを開始した。

日本語、スペイン語、英語、ポルトガル語の4カ国語に対応している。

今後はハワイやペルー、ブラジルなどにも利用者を広げる予定で、玉元代表は「県民や世界の県系人一人一人の歴史を過去から未来へつないでほしい」と期待している。

玉元代表は世界若者ウチナーンチュ大会の実行委員長を7年間務めた。

海外の若い県系人が家系図を残そうと取り組む様子を見て、日本語の家系図が読めない、手書きで保存性がないなどの課題を感じていた。

家系図制作を手掛ける会社を立ち上げ、最初のサービスとしてガジュモを制作した。


家系図ウェブアプリの画面

ガジュモは家族、親族がいる場所を世界地図で表示でき、質問に答える形で個人史も書き込める。

幼い頃の写真や絵などをデータで保存する機能も備える。

タンカーユーエー(満1歳の誕生祝い)やトゥシビーなど沖縄独特の行事について、意味や進め方も紹介している。

玉元代表は「今はおじいちゃん、おばあちゃんが生きていて分かることも、亡くなると分からなくなる。記録しておくと10年、20年後に価値あるものになる」と語った。

利用料は月額5ドル。

利用はhttps://gajumo.net/

 

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海沿いの絶景、空港まで短時間 浦添西海岸道路が開通

2018-03-18 20:09:25 | ニュース

テープカットとくす玉割りで西海岸道路の開通を祝う関係者=18日午前11時50分ごろ、浦添市港川

浦添市西洲と宜野湾市宇地泊を結ぶ西海岸関連道路(浦添北道路、臨港道路浦添線)が18日午後4時に開通する。

開通により、那覇空港や那覇港、宜野湾市の沖縄コンベンションセンターなどの主要施設へのアクセス向上や、国道58号の渋滞緩和が期待される。

同日午前、浦添北道路と臨港道路の交差点付近で開通式が開催され、松本哲治浦添市長や福井照沖縄担当相らがテープカットやくす玉を割って開通を祝った。

浦添北道路(宜野湾市宇地泊-浦添市港川、延長2・0キロ)と那覇港浦添埠頭(ふとう)地区臨港道路浦添線(浦添市港川-同市西洲、同2・5キロ)は米軍牧港補給地区(キャンプ・キンザー)の海浜側を通る道路で、それぞれ2010年度に着手していた。

沖縄総合事務局は交通渋滞解消や那覇港・那覇空港へのアクセス向上などを目的に整備を進めていて、両道路が開通した場合、那覇空港から沖縄コンベンションセンターまでの所要時間が約9分短くなると見込んでいる。【琉球新報電子版】

 

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