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名護市、22年に新博物館を市大中に開館 現施設は来年閉館

2019-01-14 05:55:34 | ニュース

㊤2022年秋開館の新名護博物館のくらしの実践・体験エリアのイメージ図

㊦新名護博物館全体のイメージ図

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名護市は35年間続く市東江の名護博物館を2020年4月に完全閉館し、22年秋に新博物館を市大中に開館する。

手つかずの自然エリアを活用した県内でも珍しい博物館となる。

敷地面積は現博物館の約10倍の2万平方メートル。本館は延べ床面積が約2倍の約3300平方メートル。本年度は一括交付金を活用し約6800万円を計上した。19年度に実施設計、20年度に建築工事に着工し約2年の工期を経て22年秋に開館する。

新博物館は「名護・やんばるの自然と文化拠点施設」をテーマに

(1)展示・情報・交流エリア

(2)自然と人の共生エリア

(3)くらしの実践・体験エリア―の三つのエリアで構成する。

自然と人の共生エリアでは、県森林資源研究センター跡地の緑地を活用し、昔ながらの名護の水田や畑、ため池など自然の中で育まれた暮らしを体験することができる。これまで博物館周辺で実施してきた自然観察や自然素材を活用した玩具づくりなどを、より自然に近い環境で行う。

くらしの実践・体験エリアでは、昔の暮らしを追体験できる古民家や民具を整備し、物作り講座なども開催する。

展示・情報・交流エリアは「海」「まち・ムラ」「山」の三つを設定し、これまでの常設展示のほか、市内に分散して保管していた収蔵物を展示することも可能となる。

名護市伝統のピートゥー(イルカ)漁をイメージするような10メートル規模のザトウクジラの全身骨格も展示する。観光拠点施設としての機能も整備する予定。

仲田宏館長は「名護博物館はみんなでつくってみんなで活動する場所。自然をメーンにやんばるの役割を十分に発揮していきたい」と語った。

現博物館は常設展示の公開を19年3月末で終了し、20年4月に完全閉館となる。現博物館は1984年に旧名護町役場を改築して開館した。築60年となり今後の利活用も検討する。

 

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新成人が恒例の光文字、今年は… 名護の銭ケ森に「今」輝く

2019-01-14 05:46:59 | ニュース

沖縄県名護市の新成人が毎年、市内の銭ケ森(じんがむい)に漢字一文字を飾る「光文字」が13日、新成人によって点灯された=写真。

今年の漢字は「今」。午後6時、市内を見渡たす銭ケ森に平成最後の光文字が輝いた。光文字は今年で24回目になる。

光文字実行委員会委員長の大城守利さん(19)は「日々を悔いなく全力で生きていきたい」と思いを込めて「今」に決定したと語った。

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