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喜友名が頂点 空手プレミアリーグ 新ルール導入初

2019-01-28 19:11:27 | ニュース

2020年の東京五輪を見据えた新ルールで行われた空手のプレミアリーグ最終日は27日、パリで行われた。

旗判定に代わって新たに採点方式が導入された形の男子決勝で、世界選手権男子3連覇中の喜友名諒(劉衛流龍鳳会)が26・92点でウーゴ・キンテロ(スペイン)を退け、頂点に立った。

同リーグは世界各地を転戦する賞金大会で、東京五輪出場権のポイント対象。パリ大会は今季初戦となった。

喜友名は決勝で劉衛流の「オーハン大」を演武して、欧州王者のキンテロに2点差近くをつけて制した。

喜友名は「いつも稽古していることを思い切り出すだけ。ルールが変わってもやることは一緒」と動じず、今季を好発進した。

3位決定戦に進んだ金城新(劉衛流龍鳳会)は、新馬場一世(西濃運輸)との日本勢対決に敗れた。

上村拓也(劉衛流龍鳳会)は3回戦で敗れて16強だった。【琉球新報電子版】

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影響与え、動機付けした世界の100人に西園寺さん 尚順の孫 平和活動に評価

2019-01-28 18:46:11 | ニュース

雑誌「OOOM」の「2018年に世界で最も我々を啓発し、影響を与え、動機付けした100人」で79位の西園寺昌美さん=25日、那覇市泉崎の琉球新報社

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最後の琉球国王、尚泰の四男尚順の孫にあたる西園寺昌美さん(77)が、ドイツやオーストリア、スイスの3カ国で約3万部を発行している雑誌「OOOM」(オーム)の「2018年に世界で最も我々(われわれ)を啓発し、影響を与え、動機付けした100人」で79位にランクインした。「世界人類が平和でありますように」との願いを記した角柱「ピースポール」を世界各国に建立する取り組みなどが評価された。

ピースポールは、祈りによる世界平和活動を提唱した五井昌久氏(1916―80)の取り組みがきっかけ。西園寺さんは、五井氏の遺志を継ぎ、ピースポールを世界へ広げる活動をする団体「ワールド・ピース・プレヤー・ソサエティ」の代表を務めるなど人類共通の平和への祈りを伝える活動に1980年代から取り組んできた。現在、世界の約180カ国に20万本以上のピースポールが建立されている。

西園寺さんは欧州の雑誌で評価されたことについて「びっくりした。うれしい」と笑顔を見せた。「世界人類が助け合い、平和であるようにいつも祈っている」と話し、民族や文化、宗教、信条を超えて平和の願いを伝え続ける思いを語った。

「OOOM」にランキングされた「100人」は、作家や人権擁護家、グラフィックデザイナー、同誌編集部ら審査員約50人が選んだ。

1位が米カリフォルニア州の山火事で人命救助をした看護師のアリーン・ピアースさん、2位は米人気歌手のレディー・ガガさん。チベットのダライ・ラマ法王(4位)、米中央情報局(CIA)元職員のエドワード・スノーデンさん(80位)ら多様な立場の人が選ばれている。


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