9年前に防災士資格を取得し、現場経験のないペーパー防災士です。
今日は要介護者の避難について考えてみたいと思います。
防災士研修では、高齢者や身体の不自由な方など避難に時間のかかる方は早めに避難すべきとあります。
確かに予測可能な豪雨災害では、早めに避難すべきだと思います。
が、地震の場合はどうでしょうか?
私の両親の場合を考えると、まず避難所へ行く体力がありません。
健常者なら徒歩5分程度の場所ですが、母なら4、5回は休息が必要ですし、炎天下なら辿り着くまでに衰弱死しそうです
周りも高齢者ばかりで、若い方や施設に頼むのも負担が増えるばかりで申し訳なく。更に慣れない場所での生活もストレスになると思います。
父もここは水害の心配はないし、地震だけ。
もう避難所まではよういかんけん、家が無事ならここにおるぞ
と言うてますが、正解だと思います。
その場合には、水や食品のストックは日頃からしておきように言っております。
簡易トイレの準備や帰省してできる時に飛散防止フィルムや家具転倒防止器具などは付けておりますが、最近蓄電器を備えました。
夏場に被災した場合は、暑さが命を脅かすので、停電に備えて扇風機くらい使えるようにと、ソーラーパネルと蓄電器を備えました。
いざという時に使えないといけないので、早速使って貰っています。
父のiPhoneと扇風機は使えました。なぜか母のスマートフォンは充電できず。
これで夏に停電になっても、少しは安心です。
他、停電しても水が出るなら、とりあえず浴槽に水を溜めておくようにしています。
生活用水にも身体を冷やすこともできます。