奥揖斐山荘

奥揖斐の山、揖斐の伝統文化や料理など紹介

幌尻岳 No196 0409

2021-04-09 09:43:49 | 山登り

幌尻岳2052m(ポロシリダケ、以下「幌尻」) 1/2.5万地図[幌尻岳]

今回も日高の山紹介、挑戦は2013年(敗退)、(2014年 チロロ林道コースで再挑戦)

2021年4月9日(金)投稿

登山日 2013年7月7日~9日(想いで登山です)写真27枚+地図1→ 長編です

 幌尻岳、新日本山岳誌で調べると、日高山脈の最高峰、百名山で登山者は多い、(山名は)アイヌ語で「大きな山」、登路:多く利用されるのは糠平川からの登山路(※)、沢歩きが2時間半、増水した時の通過は困難になる、とある。他に、南側のニイカップ・ポロシリ山荘からと、北西からチロロ林道を利用するコース、そして登山路がなかった時代の東側からの戸蔦別川の沢登りとある (※)百名山目標者らの一般コース

 私らが2013年に挑戦したのは上記にない「山と高原地図」に載っている「伏美岳~幌尻岳(往復30時間)」コース。北海道まで行って、一般のコースでは面白くないと同行のIさん。この時、Iさん、私ともに61歳、まだまだ青年の気持ち一杯、、、では、幌尻へ、 

初日 9:34 伏美岳登山口駐車場発(伏見岳までは登山道・案内板多数あり)

15:41 水場を探せず、料理はこの雪の表面削って溶かして使った。写真は隣にテント張った人

二日目 4:49 隣の2人はテント、コンロ、料理すべてソロでした

7:07 日高の山は尖がった山が特徴?、見えるは1967峰

7:29 花とハイマツ

8:06 登山道、遥か向こうに幌尻

9:04 1967峰

9:24 1967峰を下る

10:16 北戸蔦別岳手前(1856m?)から遥か幌尻

12:08 この山頂向こうにテント場(1張程度)があった

13:52 幌尻まであと2時間?(左下は七つ沼カール)

14:27 朝からまったく水場と出合わず、喉カラカラ。七つ沼カールに下り、雪溶け水をガブガブ飲んだ 

14:28 水を飲むIさん、池の手前にテント張る

17:20 夕暮れの七つ沼からの幌尻岳方面(山頂は見えない)

★ 夜半、天候荒れる。テントが吹き飛ばされないよう夜中にペグ点検したほど。テント内で相談し、明日朝は幌尻に登らず、幌尻山荘方面にエスケープすることにした

三日目 5:11 涙の敗退(七つ沼カール)

三日目 6:43 戸蔦別岳

7:11 幌尻山荘分岐

8:41 糠平川六ノ沢出合い

9:53 幌尻山荘前通過

11:02 鎖場もあった(糠平川)、登山靴(沢靴を履いていない)では歩き辛い

11:50 登山道に出る

15:05 とよぬか山荘へのバスターミナル

★ とよぬか山荘からJR占冠(シムカップ)駅までタクシーで行く(約15000円)

 

☆ 今だからの反省など

・初日、伏美岳山頂で会った登山者グループが、水場には水が音を立てて流れている、というので山頂で4㍑/人の半分ほど捨てた。水場(テント場)で30分ほど水を探すが音など水も全くない、もっと詳しく場所を聞いとけばよかったと反省する(そのグループの一人、水捨てるなら僕らにくれと言って、水筒を2つ出した)

・初日のスタート時間が2時間ほど遅かった。もう2時間早ければ、2日目に幌尻に登れたかもしれない(結果論だが)

・ガイド本に七つ沼カールはヒグマの宝庫と書いてある。2014年再挑戦時はテント2張(2組4人)だったが、今回(2013年)は僕ら2人だけ、よく2人で泊ったもんだ

・もし貴方が50代の健脚なら、チロロからの日帰りがいいいと思います。往復15時間程度。行くなら多くの登山者とすれ違う土日スタートがよい(下地図緑ライン参照)

初日右上(東)からの赤線を、二日目左(青線・西)へエスケープ。左上(北西)への緑線は2014年に再挑戦コース

22:25 占冠駅

 タクシーで占冠駅に18時ころ着、駅前食堂でラム肉定食をゆっくり食べ、駅前でテントなど干して時間をつぶす。帯広行の列車は22:30ころ発。その夜は帯広のビジネスホテルに泊まり、翌朝ジャパンレンで車を借りて伏見岳駐車地に車を取りに行った。このあと、トムラウシ(南沼にテント)、ニペソツ(国営キャンプ地に前泊テント)に登った

 

☆ 幌尻を200字以内で紹介(岳人2013年10月号)

1967峰を ”登る” と書いてあるが、”下り” です(写真奥が幌尻方面だから!)

 

☆ おまけ

7月11日 15:56  トムラウシ山 南西の南沼キャンプ地

7月13日 11:36  ニペソツ山


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